日本語バッチリカメラ動作も問題なし
POCOROM(グロロム)
Redmi Note 12 turboは中国専売であり、通常は日本語が使えなかったりGoogle後入れな、日本で使うには少し厳しいOSになっている。
グローバル向けにはちゃんと日本語対応、GMS標準搭載、中華アプリの除去(上辺は…)をされて販売される。
Xiaomiは中国版の本体にグローバル版のROMをインストールすることができるので、安く速く入手することができる。
12TurboはグローバルではPOCO F5として販売されるため、通常のMIUIと違いMIUI for POCOというバージョンになる。
違いは後で軽く書く。
ちなみにPOCO F5 Pro(Redmi K60)やXiaomi 13 UltraのグローバルROMも公開されたのでそれらもグローバル化することができる。
導入方法
入れる利点
- 完全日本語化
- ニアバイシェア、ロケーション履歴などのGMSの完全な動作
- 表面的な中国アプリの除去
- GDPR(EU一般データ保護規則)に準拠している(EEAのみ?)
- 完全なOTAアップデートが可能
発生するデメリット
- Safetynetが通らなくなる
- POCOランチャーに変わってしまう
必要条件
- 端末がブートローダーアンロック済み
- ADB fastboot環境のあるPC
導入方法
POCOと書かれているものがグローバルROMだ。
- India
- インド版 NFC使えなくなるかも 広告が多い アプデ遅い
- EEA
- アプデが多い
- Global
- アプデ普通 日本機種でも使われている標準リージョン
- turkey
- トルコ版 特に特徴は無く、アプデが遅いglobalだと思ってもろて
- Taiwan
- 台湾版 ただのGlobalだが電話アプリがXiaomi製らしい 地域が台湾か中国しか選べない アプデは遅い
基本的にGlobalかEEAをお勧めする。
必要なのはFastboot ROMで、.tgzファイルだ。
手順は過去記事に↓
※自分の環境だと、Miflashで焼くとsuperのFlash中エラーが起きて途中で止まってしまったが、flash_all.batファイル直接実行(fastbootバージョン34で)するとうまく焼けました。
起動ロゴはPOCOのに置き換わっておらずRedmiのままだった。
久しぶりのPOCO ROM 技適は?
セットアップ時、MIUIDaemonの権限切り替えに加えてGetAppsアプリ(独自アプリストア)の切り替えもできるようになっています。Antutuベンチマークが入れやすくなるくらいであんまり利点は無いが
有効化するとおすすめアプリとしていろいろ紹介されます…壁紙カルーセルの有効化もなんかリッチになってます。ウザ…
デバイス名はPOCO F5になっています。今回自分はEEA版を入れてみました。EEAはアップデートが多いので。
公式グローバルROMなのでもちろん日本語使えます。
さて技適情報ですが・・・ ・・・ 日本の技適ありません!第三部、完!
EEA版ROMでもグローバル版と同じHW技適情報が表示されるので、ROMは関係ないです
アップデートで技適追加された例があるのでその望みも無きにしも非ずですが、もし正式発表時バンドが削られる/中国版そのままだった場合完全に可能性はありません。
UAE版の製品ページがフライング公開されてたので見てみたところ、X4GT同様に日本バンド削られ状態でした。日本発売は無いでしょう。
MIUIランチャーではなくPOCOランチャーのため、すこし印象が変わった。(●アイコンだったりデザインが違う)
プリインストールアプリはそこそこ多い。POCOランチャーはドロワー無し(クラシック)にできないので1つづつちまちま消す必要がある。
MIUI13以前よりもクセは減ったのでPOCOランチャーでもまあまあ使えます。タスク画面の横配置とか、Discover表示とかあまり変わらない。
POCO F4ではカメラが反転する事象が発生するが、12turboでは全く問題なくすべてのカメラが動作した。
カスタムフィルム透かしも使えます
撮影した画像に付くデバイス名は「POCO F5」でした。
クイック設定はiOS風 Bedtime modeという見たことないヤツがある。
Xiaomi13Ultraでも使えたリフレッシュレートをアプリごとに変更する機能がこれでも使えるようです。
デフォルトだと電源ボタン長押しがアシスタントに設定されているようなので切りました。ジェスチャーショートカットの アシスタントを起動 をオフにすれば今まで通りになります。
NFCも問題なく使えます。デフォルトがGooglePayではないので使う人は切り替えておきましょう。
まとめ
公式グローバルROMがeuROMより先に公開されてしまった。
できればeuの方がカスタム項目が多くPOCOランチャーじゃなかったり使いやすいのでそっちの方が欲しいがチームのやる気が無いのか出る気配が無いので(出すとは言ってるが)こっちに移そうかちょっと迷っている。
euROMが出たので変えました。やっぱり使いやすいです
通常使用する分には変わらないので早く使いたい人には全然問題ないです。
ADBで消したやつ
TWRP入れる
Magisk導入が楽になります。
SafetyNet通す方法(要Root)