スクリーンショットや、実際の例があまり見なかったので書きます
Redmi K40SとPOCO F4
先に発表された中国国内専用モデルのRedmi K40S。「S」の付く通り、K40の見た目と充電性能、カメラに若干変更がある程度で、中身はほとんど変わっていないリニューアルモデルとなっている。
その後、グローバル向けにPOCO F4としてリリースされました。コードネームは全く同じ「munch」で、グローバルROMとしてK40Sにインストールすることができます。
K40Sから更に変更点があり、カメラセンサが48MPから64MPと、異なるものになっています。
そのせいか、5chやTwitter上では「POCO化するとカメラが反転する」といった報告がちらほらあります。
過去機種は問題なく使えた
過去それっぽい例として、Redmi K40Pro は独自カメラセンサー搭載で、かつグローバル版が無く、最上位版機種(K40 Pro+)のグローバル向けモデルのMi11iのROMを焼くしか無かったが、特に問題なく使えます。
実態を確認
使ったROMは MIUI 13.0.7.0 EEA版のROMです。アプデが速いので
OSの動作自体は問題ありません。
デバイス情報は特に弄ることなく、デバイス名がK40Sになっています。技適画面も中華版のままでした。
いざカメラ起動…
本当にインカメラがメインカメラとして立ち上がりました。
カメラを切り替えてみます
外側に切り替わりました。しかしなんかぼやけている


超広角、2倍望遠切り替えを試してみると、どちらでも拡大する動作をしました。
マクロは何も起きませんでした。
プロモードは使い物になりません。
CIT(テストモード)を実行
デバイス情報→すべての仕様→カーネルバージョン を連打するとハードウェアテストモードに入ることができます。
null camera ID!!と表示され、リアカメラはFail表示になっています。
フロント、マクロ、超広角は動作しました。



Device info HWというアプリで情報を見てみると
imx596というセンサーを0=メインカメラとして認識していますが、これはインカメラセンサーです。
48MPセンサを認識することができず存在しない扱いとなり、結果システム上でインカメラをメインとして認識され、前後反転してしまっているのだろう。
対処法
・euROMを使う
中国版MIUIをベースにグローバル化改造されたカスタムROMなので、K40Sでも全く問題なく動作します。
・本家中華ROM+日本語化モジュールで使う
本家中華ROMでも、GMSは使えるので、日本語化できればそれでいいやって場合はMagiskモジュールで日本語化できます。