銀行アプリや、ゲームアプリなど、Rootを検知して動かないアプリがあります。
またカスタムROMを動かしているだけで、たとえRoot化していなくても起動しない場合もあります。
これらはMagiskを使うことで簡単に動作させることができます。
Xiaomiに限らずあらゆるAndroid(例外あり)で動作可能です
Redmi 9TのPixelExtended環境でやっています。
- 必要なもの
- Magiskを入れる
- Magiskの設定
- 動かないアプリが動く!
- それでも動かない場合 SafetyNetの通過
- それでも起動できない場合
- (バージョン23以前のやり方)本体のHide設定
必要なもの
- ブートローダーアンロック済の本体
- Magiskアプリ
Stable版
Releases · topjohnwu/Magisk · GitHub
- Universal SafetyNet fix
https://github.com/kdrag0n/safetynet-fix/releases/
Assets内のsafetynet-fix-...zipをダウンロード
2022年8月追記:
Play Integrityという新しい検知の仕組みが導入された一部アプリ(GooglePay等)では以下のMOD版SafetyNetFixを使う必要があります。
導入方法は同じです。公式USNFが対策更新された場合、そっちにアップデートされます。
- 純正のboot.img か カスタムリカバリ
Magiskを入れる
参照。
Magiskの設定
MagiskHideが無くなり、別の機能に置き換わった。


ホーム右上の歯車→Zygisk、Enforce DenyListをオンにする。その後再起動させ、Zygiskが対応になっているか確認する。
パッケージを隠す


Magiskアプリパッケージ名を取得してRootを検知するアプリから隠すための作業です。
”Magiskアプリを隠す”を設定します。アプリ名はSettingsでもなんでも構いません。
OKを押した後、しばらく1枚目の画面で止まりますがそのまま待ってください。パッケージを隠す処理をしています。



ちょっと待つと新しいMagiskアプリが起動します。設定画面が”復元する”に変わっていれば成功です。
DenyListを設定
Configure DenyListが以前のMagiskHideと同等の機能で、チェックを入れたアプリがMagisk検知から隠される。
隠したいアプリにチェックをいれる。
DenyListは、チェックしたアプリを現在のシステムから切り離し非Root状態で動作させることで動かしています。
Magiskモジュールによって動作しているようなアプリ(例えばFeliCaモジュール等)ではDenylistに追加すると動作しなくなってしまいます。
動かないアプリが動く!
アプリを再起動させれば動作します。
それでも動かない場合 SafetyNetの通過
SafetyNetというさらに強固なセキュリティがあり、それを通過させないと動かないアプリもあります。(Google Pay等)


ROMによっては上記作業をするだけでSafetyNet通過できる場合もあります。
通らない場合、MagiskモジュールのUniversal SafetyNet fixを入れましょう。


端末にzipファイルをコピーし、ストレージからインストールでzipファイルをインストールする。
このアプリを導入し、チェックをしてSafetyNetが通っていれば完了
それでも起動できない場合
(バージョン23以前のやり方)本体のHide設定


Magiskアプリの設定から MagiskHideにチェックを入れます
アプリをHideする


下の盾マークを押し、MagiskHideを選びます。
そして隠したいアプリにチェックを入れます。