届きました
”グローバル版”と”グローバルROM焼き版”は別物
Aliexpressではごちゃまぜに売られているが、この2つは全く別物です。
グローバル版
- "Global version"と記載がある もしくはとくに記載なし
- 正真正銘のグローバル版の本体である
- ブートローダーはアンロックされていない
- 公式ショップで取り扱いがある
グローバルROM焼き版
- 商品画像に”Global ROM”や”Global firmware”と書かれている
- 商品説明に「アンロック済み」や「ファームウェアインストール済み」とか書いてある
- 中国版の本体である
- 公式ショップでは取り扱っていない
今回買ったのは後者のROM焼き版のことです。
非公式ルート
Xiaomi13無印を買ってみました！現在追跡番号が出ただけで、まだ完全に来ることが確定してないがとりあえず発送されたので記事にしてみる
買ったのは8+256GBモデルで、色は薄緑にしてみた。Xiaomiモノづくり研究所で実機を触った時のあの色が良かったので。
今まで中華版Xiaomi端末を買うときはほとんどがJD.comかメルカリなどの中古で入手することが大半で、今回(初めて)AliexpressでROM焼き品を買ってみた理由をちょっとだけ書いてみる
JDで買ったときの違い
値段
JDで同容量の正規販売品をそのまま買うと、4299元＋送料＋消費税がかかる。合計支払金額を計算するWebサイトがあるので使ってみると「91,377円」となる。
Aliexpressの場合今回買ったストア、クーポンと組み合わせると639ドルと30ドル引きクーポン使用で609ドルとなった。支払いはRevolutを使いドル建てで払った。
結果「82,498円」。およそ9000円もお得なのだった！しかもアリエクだと後から消費税を払うことも無い（黒よりのグレーだが）のでここから追加料金がかかることもない。
純グローバル版の場合、8+256GBは699ドルで売っている。比べると大体12000円くらい得をしたことになる。
本体
中国版が送られてくるため、本体付属品は中国版に準拠した物が届く。
グローバル版との違いはあまり無いが、「充電器が日本でも使える形状になっている」くらい。地味に嬉しい。
中国版本体にはグローバル版ともスペックや対応バンドが異なる場合がある。
Xiaomi13では大きな違いは無いが、POCO F5やX4 GTのように中国版の方が対応バンドが多かったりすることがある。
スペックの違いは主に容量の構成の違いがある。Mi13の場合グローバル版に存在しない「8+128GB」というものがあったり512GBの大容量モデルもある。下位モデルは価格を抑えることができる。
たまにカメラ構成が異なるものもある。
どちらも同じ機種だがグローバル版ではPOCOブランドとして発売
外観も中国版とは異なる場合があり、基本的に中国版の方が限定の色がある。
またブランドが変わっていることもある。そして一部では嫌われてるゴミ箱マーク(CEマーク)も中国版では無い。
ROM焼き済み
商品画像に「Global ROM」と書かれている場合中国版本体にグローバルROMが焼かれたものになっている。
何のROMが導入されているかは商品説明欄に書かれているので、よく確認すること！！
ショップによって導入されているROMが違う場合がある。上の画像の場合はeuROMが導入されているようです。
自分が買った店の記載は上の通りで、注文してからBLUして焼くようで発送まで5日かかった。多分公式グロロムを焼いてくるのかな？届いたら確認します。
これの利点はJDで買うと自分でアンロックする必要があり、1週間待たなければならない時間をスキップすることができます。
rootされる場合も
これはRedmi K50 ProのROM焼き版の商品説明だが、なんと向こうでRoot化されているようです。またRootを隠すような作業もしていないので銀行アプリやゲームアプリの動作保証はしていないようです。また、euROMもGlobalROMも存在しない端末なのでOTA（アップデート）はずっとできないだろう。
このように不都合が出る場合があるのでよく確認しましょう。
まとめ
めりっと
- 送料消費税などの追加料金がかからない
- クーポンが使用可能で中国版より安くなるかもしれない
- 既にBLU済みなので待機時間がかからない
- 1年保証付き？
でめりっと
- リロック文鎮時、詰む
- 上書きのため再BLUすると待機時間再びかかるのでメリットが消える
- 文鎮化したらDiscordで連絡ください、安く復旧できるかもしれないので
- 開封済みが来る
- SafetyNetが通ってなかったり勝手にRoot化されていたりする
- 配送まで遅い、ボコボコで来る可能性が高い
デメリットを許容できない場合、普通にグローバル版を買うことをオススメします。ROM焼き知識があればJDでなくてもより安く入手することができるし、待機時間もかからないので自分で焼き変えて使うこともできるのでおすすめです。
