ついにリリースされました
Xiaomi.eu
Xiaomiの非公式ヨーロッパコミュニティが制作するカスタムROMの1つで、公式のMIUIをベースに開発されている。
公式MIUIをベースにしているのでカメラ機能やバッテリー持ちは純正そのままで、中華版しか発売されない端末でも多言語、GMSプリインストール、中華アプリの削除等海外ユーザーでも使いやすいようにカスタマイズされている。
発売から1月程経った今日、ついに12Sシリーズにリリースされた。
ダウンロード
sourceforge.net現在公開されているのはStable(安定版)ビルドのみで、Fastboot版パッケージとなっています。
機種名そのものは書かれていないが、コードネームから機種を選びます。
- TAOYAO = Xiaomi 12 Lite 5G
- THOR = Xiaomi 12S Ultra
- UNICORN = Xiaomi 12S Pro
- MAYFLY = Xiaomi 12S
となります。
インストール方法
- ブートローダーアンロック
【2022年】Xiaomi系スマートフォンのブートローダーアンロック方法【Xiaomi/Redmi/POCO】 - ROM焼き試験場
- Zipファイルを解凍し、first_install_with_data_formatのbatファイル実行
- 端末をFastbootモード(音量下+電源同時長押し)でPCに接続
- 「内部ストレージのデータは消去されますよ?」”Y”と入力しエンター
- ROMが書き込まれる
- 自動で再起動し、Xiaomi.euが立ち上がる ※初回起動は時間がかかる
アップデート方法
最初からTWRPが導入済みでさらにOTA対応しているようなので、端末単体でアップデートアプリからアップデートができます。
MagiskはTWRPのAdvancedメニュー内から再度インストール可能です
日本語化はほぼ完了
Mi11Lite5GのMMXという別のカスタムROMだが、euROMをベースにしているので同じと考えてOK
昔のeuROMは日本語の翻訳が不十分でしたが、現在はグローバルROMと同じ個所はほぼ全て日本語化されており、Magiskモジュール無しでグローバルROMと同じように使用可能です。
アプリの権限の画面等抜けがちな部分も細かく対応されています。
ただし、ブラウザ内フォント等は中華フォントが発生する場合があります
※ROM焼きを行うとSafetyNet通過できなくなるので、銀行アプリやGooglePayは使用不可になります。
Magisk導入し、対策を行えば問題なく使用可能になります。
まとめ
Xiaomi12SシリーズはCEO自ら中国のみの展開と発表したため、グローバルROMが存在しないものになってしまったが、euROMの公開により最強のカメラ性能等を引き継いだまま使いやすくなったと思います。
Xiaomi12Sシリーズ欲しいな・・・