必要なもの
- ブートローダーアンロック済みの本体
中国版 redmi note 12 turbo での検証です。
- ADB/fastboot環境のあるPC
- カスタムリカバリ
標準リカバリだとADBが使えないのでTWRPを推奨する
- ROM本体
Downloadから最新のビルドをダウンロードできる。
ChangelogのDevice changeの方にバグ修正がかかれることが多いので、よく確認しましょう。
インストール方法
この記事だけでなく、TelegramやXDAの公式スレッドのインストールガイドをよく読んで下さい。ファームウェアのバージョンが狂うと文鎮化します
ROM同梱のリカバリはADB接続ができない場合があるので、TWRP経由でインストールする必要があります。
TWRPトップの
”高度な機能”→ADB sideload→開始し、PCと接続
以下コマンドを実行し、ROMをインストールする
adb sideload evolution_marble-ota-~.zip
※ファイル名はダウンロードした物に置き換える。
サイドロード完了後、トップに戻り、消去→高度な消去から
- Dalvik cache
- Metadata
- Data
- Cache
の4つにチェックを入れ消去する
再度、”消去”からDataの初期化を開き、「yes」と入力し、Format dataを実行する
あとは再起動→システム で再起動させる。スロットはいじらないこと
アップデート
設定→システム→システムアップデート
から適用可能。リカバリは不要で、シームレスアップデートができる。
TWRPからでも、WipeせずにSideloadすればそのままアプデ可能。
使用感
プリインストールアプリはPixel系になっている。
Papersは公式の壁紙をDLできるアプリ
カメラはGCamっぽいカメラ しかし超広角とかは使えないので別で用意する必要があるかも
急速充電は50W強出ているので問題ないと思う
クイック設定はかなり多い
設定画面はごく普通のAOSP系
一番上にThe Evolverという独自カスタム項目がある
バッテリーでは現在の容量やサイクル数を確認することができる。アプリごとにプロファイルを切り替えることができる。
サウンド系はXiaomiのサウンドエンハンサーが移植されています。
ディスプレイ関係。ダークテーマの色味をピュアブラックにできます。リフレッシュレートを可変・固定にそれぞれ変更できたり、90Hz設定ができます。
対応してるか分からないがデスクトップモードが使えるようです
壁紙とスタイルで、ロック画面のショートカットを編集することができるようになっています。使いどころのないデバイスコントロールからカメラにしたり、ライトを設定することができるようになります。(iOSっぽいな)
ジェスチャー関連は普通。
ピルの見た目や高度なジェスチャーオプション(長スワイプで別のアクション設定等)が設定できます。
認証系は顔認証と指紋認証に対応しています。Xperiaっぽい指紋センサーの位置を示すアイコンが出てきますが、いらんくねと思った♨
「いつでもタップしてロック解除」という項目をオフにすると「押し込んで解除」という感じになると思います
独自カスタム項目です。
テーマはフォント、アイコンの設定ができます。とにかく量が多いです
ステータスバーはその名の通りです。アイコン表示を切り替えたり、位置情報のポップアップを減らしたりできます。
クイック設定では通知画面やクイック設定画面のカスタムができます。
Android12の時からかなり洗練されており、かなり安定感も出てきた。
ロック画面はXiaomi風の通知時に画面隅が光るやつを設定できたり、時計のフォントを変えることができる。
その他はシステム関連のカスタムができる。
デバイス偽装(Gフォト無制限やフォトナの90fps対応、Netflix高画質化)スクショ対策突破、アプリごとにセンサー無効化してバッテリ持ち良くする等
強力な電力削減になるスマートピクセルが使えます。
まとめ
やはり高コスパだとROM対応も早く、大手のカスタムROMがOfficial対応した。
2023年6月23日現在、自作カーネルの調子が良くないらしく少し不具合があるようだが、いずれ修正するみたいです
24日、不具合修正されてSafetyNetが通るようになり、輝度も問題なくなりました。