結構良いかも
MTKだから出ないわけではない
HelioG99搭載のRedmi PadにGSIではないLineageOSが公開されました。
Unofficial版なので、有志ユーザーによるビルドですがOTAアップデート対応だったり製作者自身がめっちゃ安定してると言っているほど常用できるようです。
必要なもの
- ブートローダーアンロック済みの本体
- Firmwareが指定されているのでMIUI 14 Global 14.0.2にしておく。でないと文鎮化する。
- 日本版でも可能。(グローバル版共通のため)
- PC
- USBケーブル
ROM本体、カスタムリカバリのDL
上記Githubリリースページに公開される。
boot-lineage~.img、vendor_boot-lineage~.img の2つのimgファイルがカスタムリカバリで、
lineage-20.0-~-yunluo.zipがROM本体。
それぞれダウンロードする。
Gapps
(Googleアプリ)は同梱されていないので、必要な場合は別途用意する。
Lineage公式的にはMindthegappsが推奨されている。Redmi padに適合するのはarm64です。
インストール方法
公式の手順の通りに実施する。
事前準備
MIUI Global 14.0.2.0 TLYMIXMにする。
Redmi Pad Global MIUI V14.0.2.0.TLYMIXM Update | Xiaomi Firmware Updater
リカバリ導入
ファイル名はダウンロードした物に適宜変更する。
fastboot reboot recovery
または電源+音量上同時長押し
(初回のみ)Format dataする
※内部ストレージのデータがすべて消去されるので必要な場合はバックアップをしておく
リカバリーモードは音量キーで上下移動、電源キーで決定する。
Factory reset から Format Dataを実行し、Format dataする。
ROMのサイドロード
Apply update から Update from ADBを実行し、PCに接続する。
adb sideload コマンドを使い、ROM本体をサイドロードする。
adb sideload lineage-20.0-~-yunluo.zip
ファイル名はダウンロードした物に適宜変更する。
"Signature verification failed"というエラーが出るかもしれないが、「Yes」で決定すればインストール続行される。
再起動させれば完了。
Gappsの導入
初回起動前に入れるとダメっぽい?ので、一度LineageOSのみ導入した後起動させて動作するか確認する。
動作確認後、リカバリに再起動させ、またFormat dataを実行した後、gappsのZipファイルをSideloadで導入する。
動作
Discordでの動作報告によると、まじでバグは無いみたいです。
また、フリップカバーの動作もGSIから改善されており、スリープ/スリープ解除が正常に機能するようです。
RAM4GBでの話だが、MIUIより圧倒的に軽くなるようです。3GBでも改善されそうです。
アップデート
OTAで配信されるようになっているので、端末のみでアップデートできます。
リカバリからSideloadでアプデしようとすると文鎮化してしまったようなので、Fastbootdからfastboot enhancedを使ってPayload.binを焼くことでもアプデが可能なのでそちらを強くオススメする
まとめ
バグが無く使いやすそうです。懸念事項はUnofficialなところですが、作者の熱意が結構あるので更新はしてくれそうです。