ProjectArcanaよりおすすめ 過去最高かも
ざっくり
- crDroid譲りの豊富なカスタム項目
- Oneplus風のUI
- ANXカメラ同梱 動作問題なし
riceDroid
米ドロイド。crDroidとLineageOSをベースにしたカスタムROMのようだ。とくに自社サイトは持っていないようで、Github上にプロジェクトがある程度
アイコンからOneplusっぽい雰囲気がある。
Mi11Lite4G向けにはUnofficialだがROMが公開されており、前から気になっていたがやっと対応となったことと、ANXカメラ同梱ということで実用性も問題なさそうなので入れてみる
必要なもの
- ブートローダーアンロック済みの本体
- グローバル版 M2101K9AGを使用 MIUI13から導入
- USBケーブル
- Android12対応のTWRP か OrangeFox
TWRPを使用しました。
- ROM本体
新しいものをダウンロードする
- Magisk
インストール方法
リカバリ導入
fastboot flash recovery TWRP-3.6.2_12.1-courbet-20220701.img
TWRPは適宜ダウンロードした物に変更する
fastboot reboot recovery
TWRPが起動する
リカバリ操作
まずwipeする
wipe→advanced wipe→ART cache,cache,metadata,dataにチェックを入れWipeする
次にFormat Dataする
wipe→Format Data→yesと入力しFormat Dataを実行する。
リカバリを再起動させる
端末にROM、Magiskをコピーしそれぞれインストールする
or
Advanced→ADB sideload→スワイプしてSideloadを開始し、
adb sideload riceDroid-12.1-2022072205-courbet-v3.5-PIXEL.zip
adb sideloadでそれぞれインストールする。
インストール完了後、再起動して完了
使用感


ランチャーはSushiランチャーという独自のものになっています。背景画像がriceと言いつつポテトです
プリインストールアプリはシンプルでGoogle製とOSSアプリが混ざった感じになっています。
なんとANXカメラ(MIUI標準カメラ)が同梱されています。



動作も純正と変わらず大きなバグもなさそうです。64MPも撮影できます。




クイック設定はAOSP+Lineage系といった感じです。SIM切り替え、リフレッシュレート変更、分離インターネットタイル等便利です。
設定アプリはOneplusのUIにそっくりです。独自カスタム項目があります。


デバイス情報もOneplus風です。Unofficialビルドなので警告が出てます。
独自設定メニュー


riceDroidの設定という独自設定メニューがあります。この時点で項目が大量にあります。
Button
ロック画面
Miscellaneous(その他)


ゲームやデバイス偽装、ポケットモード等を設定できます。BAN例があるので偽装を無効化できるのは良いです。
ゲームスペースではLibraryに追加したアプリに対し、通知が来た時の表示や、電話等のフルスクリーンで通知してくるもののブロック、ジェスチャーのロック、明るさ自動調整の無効化等できます。
デバッグ隠しもここからできます。
Navigation


主に3ボタンキーのカスタムが主でナビバーの場合はあまり変える項目はない。
Nofitication
Quick settings
かなり細かく設定できます。




VerticalLayoutを設定することで横一列にすることができます。Android11と似たような感じに。ただし項目を増やすことはできないようです。
クイック通知の背景を透明化も可能。
Status bar
ステータスバー関連をカスタムできます。これも項目の数がとても多い。時計の秒数表示もここから
自分が好きな 旧スタイルの電波アイコン、VoLTEアイコン表示、位置情報やカメラの使用中表示のオンオフ が全て可能なのでこれは良い。


バッテリーのアイコンが凄い多様です。Blissにもあるロゴ機能もあります。
Userinterface


ここからMonetエンジンやフォント、アイコン等の変更が可能です。





内容については触れませんが、とにかく多彩です。


フォントの数が死ぬほど多い
設定アプリのUIを変えることもできます。




独自ランチャー設定


Sushi Launcherという独自ランチャーが採用されており、いくつか設定項目がそれなりにあります。




アイコン/フォントの大きさ、ドロワーのグリッド数など細かく設定できます。




アプリ履歴表示画面をカスタムすることができます。これは珍しい
アプリを隠す機能もあります。
他設定


riceDroid LabやThermal Profilesという独自項目があります。


APKのダウングレード対応、スクショ強制有効化、バックグラウンドタスクフリーザーなど実験的機能が変更できます。Thermal Profilesではアプリごとにベンチマークやカメラゲームなど異なる電源設定を適用することで電池持ち向上や性能アップを狙うことができる。



ここはそこまで多くありません。クイックタップは使えました。
ナビバーのピルを隠せます。「背面ジェスチャーの高さ」は戻るジェスチャの反応範囲です。



さらに輝度を下げるがここにある。DT2Wも正常に動作します。




タップ音がXperiaのカチッとなるやつになっています。純正MIUIに搭載されているMiサウンドエンハンサーが移植されています。(動いているかは未確認)CrDroid系で使えた着信時のバイブレーションパターンの変更ができます。
サウンドピッカーが2つありますが、「音」だと変更しやすいです。


顔認証と指紋認証に対応しています。
まとめ
少しごちゃごちゃしているが、項目の数が多すぎるだけです。
独自ランチャーはタスク画面含めて使いやすそうです。
全方位隙が無く対応機種がもっと増えてほしいと思った。(renoirとかLimeとか)
Redmi 9T向けに来た!