ROM焼き試験場

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Ryzen3Pro搭載のhp製モバシン「mt45 MTC」を買ってみた

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秋葉原で購入

ほしいものがあったので、くそ暑かったが久しぶりに秋葉原へ出向くことにした。

 

目当ては(旧)キャプという店のHP製のモバシン(モバイルシンクライアント)で、先週も少量出ていたものが今回大量入荷するらしかったので初めて現地に行ってみた。

 

週1土曜日しか営業していないスタイルのジャンクPCショップなので、行くチャンスがあんまりなかった

 

午前10時頃開店するというので9時40分あたりに現地に到着したが、既に5人ほど並びができていた。

この画像の通りの意外と結構狭い店内で、3,4人も入れば満杯くらいだったのでめぼしいやつを見つけてそそくさと購入退店した。

購入完了

そして購入できたのがこのmt45。書いてある通り筐体に割れがあるものの、通常17000円のところをmt44(1世代古い2300U)と同じ価格の15000円で購入することができた。1台しか見当たらなかったのでこれはいい買い物をした!と思っておく

本体を見る

今回購入したのは7FP76AA#ABJでした。

CPU Ryzen 3 Pro 3300U
  4コア 3.5GHz
GPU 内蔵Radeon Vega 6
OS なし
ストレージ SATA 128GB
RAM 8GB DDR4
ディスプレイ 14インチ 非光沢
液晶方式 IPS
解像度 1920x1080
サイズ 326 x234 x17.9mm
重さ 1.53kg
バッテリ 50WHr

 

 

全体が銀色の筐体で、ちょっと高級感ある気がする。

キーボードはテンキーなしの一般的な日本語ノートPCレイアウト。某Padみたいなトラックポイントがあります。これは元ユーザーとしては地味にうれしい(スクロールができないので完全に良いとは言えないが…)

右側に指紋認証センサーがあります。

富士通はFUTROというシンクライアント専用ブランドの記載があったが、HPは一般向けそのままのELITEBOOKの刻印があります。

BANG&OLUFSENという音響メーカーの監修を受けているっポイです。イコライザ設定できたり音質はそこそこ良い

ディスプレイはノングレアのFHD液晶。Webカメラがあるが、スライドして物理的に隠すこともできます。

側面端子は、左側がケンジントンロック、排気口、USBポート、スマートカードリーダー

右側は電源、USB-Cポート、ドック接続ポート、LAN、HDMI、USB、イヤホン端子がある。SIMは埋められて刺さらない。

薄型でもないので、端子類はふつうに充実している。

裏面は特に何もない。Windowsのシールのみ。通常のWindowsではなく、Windows10 IoT enterprice LTSC 2019のようだ

記載のあった割れはヒンジ部分にあった。開くと見えなくなるので全く気にしない

 

結構サイズか大きく分厚く重いので持ち運びにはあまり適さないと思われる。

富士通モバシンは激軽だがスペックも拡張性も低い(マザボ換装ドナーにされることが多いが!)。mt45はスペック拡張性が高いが取り回しは悪い。

分解

赤丸の位置にあるねじを緩める。外れないタイプなので、ねじをなくすことがない。

自分の筐体は落としたのか右下に隙間があったのでそこからへらを入れて簡単に開けることができた。ドックコネクタと下部に爪があります。

開けてみました。

メモリはDDR4が2枚刺さっています。4+4GBで標準8GB。最大32GBまで対応してるっぽいです。

ストレージはSATAのM.2SSDでした。どうやらNVMeにも対応しているようなので、結構改造できそうです。LTE用の空きスロットもありますが、短いサイズを突っ込んで増やせるかは未確認

使用時間3000時間ちょっとでした

OSインストール

シンクライアントといってもほとんどただのPCなので使うOSや手順は変わらない。

しかしこのツイートのようにBIOS設定を変えないとフリーズするようなので注意する。

 

BIOS起動は「F10」キー長押し。Diagnotisが起動するかもしれないが、QuitするとBIOS画面が出るはず…

 

「→」キーでSecurityに行き、「BIOS sure start」項目を開く。

Sure Start Secure Boot Keys Protectionのチェックを外す。ほかの項目はいじらなくてよい。

 

保存して終了させると、

セキュアブートキーの無効化画面が出るので、表示されている4桁の数字を入力します。

 

これでインストール前の準備は完了

あとはふつうにインストールする。

 

ライセンス認証はたぶんふつうの窓10だと無理そう

enterprise2019をインスコし、powershellBIOSのキーを取得し、プロダクトキーの更新をしたら認証された。

wmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey

BIOSのプロダクトキー取得コマンド(Powershellで実行する)

ドライバ系、やった設定

support.hp.com

HPのページに大体あるので入れる。

 

BIOSがクッソ古かった

UCM-UCSIがエラー表示出てたがなんか直ってたのでわからん…BIOSアプデのおかげかな?

 

www.amd.com

グラフィックはHP公式のものは古く、一部のゲームで表示が変になったりするのでAMD公式から更新するのをおすすめする。直ったし。

 

ホットキーはBIOS設定の「Fnキーを押さずにホットキーを起動する」を無効にすればファンクションキーが標準になる。(多分Fn+shiftで切り替えなんだろうけど…)

まとめ

比較的使いやすいスペックを安く手に入れることができた。

この記事もmt45で書いているが、いたって普通に使える。ネットサーフィン動画視聴程度なら問題ないかと思います。ROM焼き用にはストレージが少ないので換装が必要かな(512GBは欲しい)

ちょっとLTSC版Windowsが使いづらいかも