POCO X4 GTになりました
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必要なもの
- ブートローダーアンロック済みの本体
- Redmi Note 11T Pro 6/128モデルで検証 Pro+でも同じROMです
- USBケーブル
- XiaoMiflash
- グローバルROM
Redmi Note 11T Pro/Pro+/POCO X4 GT/Redmi K50i (xaga) MIUI Downloads | Xiaomi Firmware Updater
※6/15時点ではまだ中華版のFastbootROMは公開されていないので、しばらく元に戻せなくなることに留意しておく。
EEAROMとGlobalROMの違い
EEA
- ヨーロッパ向けROM
- ヨーロッパ地域の法律に準拠した規約変更等が主
- 純正アプリ内広告が出にくいらしい
- アップデートが速い
Global
手順
事前準備
ブートローダーアンロックを行っておく。
ROM焼き
使用するROMを間違えないようにしましょう。
例によって「Clean and lock」で焼くとリカバリーモードしか起動できなくなるので必ず「Clean all」にして焼く。もしくはROMフォルダ内のflash_all_and_lock.batファイルを消去しておく
起動画面がPOCOになりました
完全にPOCOになっちゃった
言語はグローバルROMなので沢山あります。MIUIランチャーではなくPOCOランチャーが使われます。
ギラギラしたPOCO専用壁紙になっています。
プリインストールアプリはかなり多いです。MagiskやWooboxは気にしないでください
グローバルROMなので完全に日本語化されています。
MIUIバージョンはプリインの中華版(MIUI13.0.2)より小さいバージョンだったが、問題なく導入できた。
POCOのROMなのでMIUI for POCOとなっています。内部Androidバージョンは12です。
コントロールセンターが音量も変更できる新しいものになっています。しかし下半分の音楽再生ウィジェットがあった部分はただ空白になっているだけ。
普通のMIUIと異なり、フルスクリーンジェスチャは 追加設定→全画面表示 から変更できます。
ポコランチャーのアプデで最近のMIUIと同等に
普通のMIUIとの大きな違いはランチャーです。
テーマやカテゴリ等細かく設定できますが、タスク一覧画面を普通のAndroidの横に変更することができません。
またドロワー無しの「クラシック」に変更することもできません。
しかし、最近POCOランチャーにもアップデートがあり、Playストア等一般公開されていないがAPKファイルが広まっており、これをインストールすることで改善されたものを使うことができます。
「アニメーションの速度」やダブルタップで画面をロックとほんの少しだけ独自機能がある程度で、ほぼMIUIと同じになった。
今までのPOCOでは変更できなかったタスク画面の変更が可能になってます!
しかしアプデ後でもドロワー無しの「クラシック」に変更することはできないようだ。
バンド
グローバル版発表でまさかのバンド削りにあってしまったが、中華版にROM焼きをすることでB19対応のPOCO X4 GTを作ることができます。ROM焼きでバンドは変わることはないです。
実際にB19を掴んでいます。CAは知らん
Magisk
BLUしただけでSafetyNet通らなくなるのでGooglePayなど動かなくなります。Magisk導入し、SafetyNetFix導入で通るようになります。
MTKなので、パッチしたBoot.imgを焼いただけではブートループします。
ROMフォルダのimagesフォルダ内にあるvbmeta.imgをFlashすると起動するようになります。
fastboot flash vbmeta vbmeta.img
特にオプションは必要ありません
MTKながらもフルA/Bシステム採用なのでOTAアップデート時は「再起動要求されている状態で」Magiskアプリを開き、「別のスロットにインストール(OTA後)」を実行し再起動させるとMagiskを維持したままアップデートできます。
まとめ
MTKなのでカスタムROMが出る確率が限りなく低いがグローバルROMが公開されているので簡単に日本語化できた。
POCOランチャーもアプデで普通のMIUIと同じ使い勝手になり普段使いには支障が無くなった。