中国版とグローバル版でできる・できない場合があります。
今までの方法ではアプデできないっぽい
通常、MIUIのバージョンアップであってもローカルアップデートを適用できていたが、HyperOSは弾かれてしまうようです。今回はそんな状態でもアプデを適用する方法を書きます。
そのままだと、「アップデートを認証できません」このROMはフラッシュできませんと表示されてしまいます。
必要なもの
- 正常に動作するXiaomi端末
- ブートローダーアンロックやRoot化は不要
- 現在実行中のMIUIのrecovery ROM
- アップデートするHyperOSのRecovery ROM
Xiaomifirmwareupdaterの場合、自分でアドレスバーを「miui」「hyperos」に変更しないとそれぞれDLできないので注意する。
Mifirm.netなら一緒に表示されるのでわかりやすい。
MIUIはV14.0~です。
HyperOSはOS1.0~です。それぞれZipファイルがDLされます。
手順
検証端末:Xiaomi 12T Pro GlobalROM(14.0.5.0TLFMIXM)
正規でHyperOSが来ているXiaomi端末(Pad含む)であればどの機種でも適用できます。
正規の手順ではないので失敗しても自己責任です
ファイル名のリネーム
後の手順をやりやすくするために、DLしたRecoveryROM2種の名前を変えます。
MIUIのROMを「M.zip」
HyperOSのROMを「H.zip」
に書き換えます。
ファイルは好きな場所で構わないが、今回は
/sdcard/download/
フォルダに入れております。
アップローダーの拡張機能の有効化
デバイス情報を開き、アップデートの画面にします。MIUIロゴを連打し、「アップデートの拡張機能がオンになりました」とポップアップが出るまで連打します。
ー覚悟して操作してくださいー
右上…から「アップデートパッケージを選択」を押します。
「M.zip」を選択します。
「情報を取得中…」の表示になったらタスクをファイルマネージャーに切り替え、「M.zip」を適当な名前(画像ではMmmm.zip)に、「H.zip」を「M.zip」に変更します。
(H.zipをM.zipとしてアップデーターに読み込ませます)
変更したらアップデート画面に戻します。
「デバイスはシステムバージョン~」の画面になる前に入れ替えないと失敗します。
うまくいけば、「システムはシステムバージョン~にアップデートされます」と表示されてアップデートできるようになるので、「アップデート」を実行します。(バージョンはV14のままですが、問題ないです)
問題なく適用できればアップデート中のインジケーターが進みます。
完了したら「今すぐ再起動」を実行します。正しくZipを認識させていれば、起動アイコンがXiaomi HyperOSになっており、HyperOSが適用できていることがわかる。
余談:リージョン変更も同じ方法でできるっぽいです。(グローバル→EEA等)
ただし中国版からグローバル化はできない。文鎮化するのでやめてください。(flash_all_lockで焼いたのと同じ状態になります。)
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