まとめ
K40Pro/Mi11i(Haydn)向けTWRP
※書いた人はK40持ってません。K40Proは持ってますが自己責任でお願いします。
もくじ
ブートループ問題はほぼほぼ解消されました。
ROM焼き前準備
1から10まで全部説明しないといけないらしいが、とんでもない長さになるし、以下「ぐぐって」と表記したものは過去何度も何度もいろいろな人が記事にしており、実際にGoogle検索すればたくさん出てくるので省略させていただきます。
ADB/Fastbootセットアップ
→ぐぐって
ブートローダーアンロック
Miflashのセットアップ
公式フラッシュツールのMiflashをダウンロード
解凍後、logフォルダを作成しておかないと、エラーが頻発するゾ!
左上のDriverからドライバをインストールすることができる(管理者権限やテストモード、ドライバ署名無効でインストールすることをおすすめするよ)
左上ConfigrationからCheckPointの欄を空白にしてOKする。これでエラーを回避できる。
Redmi K40
引用:Xiaomi Redmi K40 pictures, official photos
概要
ちょーウルトラコスパ機として生まれた。通称K40無印
Snapdragon870搭載、日本フルバンド対応、3万からというおかしい価格で人気が大爆発。
情報
Snapdragon 870
6GB/128GB、8GB/256GB SD非対応
Android11
コードネーム:Alioth Mi11X、PocoF3と共通
ROM
Redmi K40/POCO F3/Mi 11X (alioth) MIUI Downloads | Xiaomi Firmware Updater
Weekly:いわゆるChina DevROM まったくお勧めしない
Stable Beta:バージョンが新しいが不具合があるかもしれない。
Stable:安定版。推奨
ダウンロードページの下のType:FastbootのFull ROMをダウンロードする。
怪しいところから落としているわけではなく、Xiaomi公式サーバーからダウンロードしているので安全だ。MD5もある
ダウンロードしたら、WinRARで解凍する。Lhaplusとかだと正常に解凍できていない可能性があり、文鎮の原因ともなりうる。
各公式ROMの種類
- China
中国版 基本的にアップデートが一番早い
WeeklyとStableとStable Betaがあるが、日本語UI使用不可、GMS未インストールと日本人にはとても使いづらい
- Global
POCO F3の公式グローバルROM デフォルトランチャーがPOCOランチャー
アップデート速度は普通。他機種の日本版はGlobalをそのまま使っているだけあり、そのまま日本人でも使いやすいMIUI
- EEA
POCO F3 ヨーロッパ向けROM ほとんどグローバルROMそのもの
アップデートはGlobalより先に来ることが多い
EU向けに何かが変わっているらしいが、違いはマジで無い。Aliexpressで購入した場合のPocoF3の初期ROMはEEA版であることがある。
- India
Mi11X インド向けROM これまたGlobalと違いは全くない
ランチャーがMIUIのシステムランチャー。MIUI for POCOではなくただのMIUIで癖が無く実は最も使い勝手は良いとされている。
アップデート速度はEEAよりは遅いがGlobalよりは速い
- Indonesia
POCO F3 インドネシア向けROM
電話アプリがGoogle製ではなくXiaomi製のものに置き換わっている。脅迫めいた録音を開始しますというアナウンスが無く録音がしやすい。
それ以外はGlobalと全く同じ。アップデート速度が一番遅い
- taiwan
POCO F3 台湾向けROM
電話アプリがXiaomi製のものに置き換わっている。地域選択が台湾しか選べなくなっている点以外はGlobalと同じ。
- russia
POCO F3 ロシア向けROM
プリインストールアプリがロシア向けのモノが多くなっている。(Yandex等)後はGlobalと同じ
- turkey
トルコ向けROM
詳しくは不明
Flash
前提:ブートローダアンロックする。
Miflashを起動
selectからダウンロード、解凍したROMのフォルダを選択する。
端末をFastbootモードで起動させ、PCと接続する
Refreshで端末を認識させる
右下のチェックボックスを確認し、Clean allに変更する。Clean all and lockにするとブートローダが再ロックされてしまうので注意。PocoF3、Mi11XのROMを焼く場合は特に注意する
※純正と別リージョンの物を焼いてブートローダをロックさせると、リカバリ画面でループしてしまう状態になる。自分のアカウントでBLUした場合はMiunlockでそのままアンロックできるが、それ以外の場合(BLU済みの中古など)は手の打ちようがなく、後述のunbrickRU等に頼る必要がある。
clean allであることを確認したらFlashでROMを焼く。終わるまでUSBケーブルを抜かないこと。
(Miflashで失敗する場合)
ROM内のflash_all.batを直接実行する。もしかしたら成功するかもしれない
F3のROMやカスタムROMを焼いても、通信バンドは変わらない。なのでフルバンドでグローバル対応なK40を作ることができる。
Xiaomi.eu
CNROMをベースに、言語を追加したりGMSをプリインストールしたり無駄な広告やアプリを除去したりした非公式のカスタムROM
WEEKLY
更新が多く、Miui12.6が試せたり新機能も多かったりだが、バグも多め。アップデートが多すぎて若干面倒
STABLE
安定版。こちらを推奨する。
機種別に分かれていないので探すのが難しいが、Ctrl+Fで探そう。
古くなるのが嫌なので自力で探してほしい。
Xiaomi.euのインストール(Fastbootを使う場合)
ダウンロードしたら、解凍する。これもWinRARが推奨されている。
端末をFastbootモードで接続し、windows_fastboot_first_install_wi..batを実行する。
データはすべて消しますよという質問が出るのでYと入力しエンターで処理が開始する。
Poco F3のアンロックが終わったのでインストール試してみました
実際にPocoF3で実行したが、ダブルクリックするだけでブートループすることなくインストールできた。


Xiaomi.euのインストール(TWRPからの場合)
末尾に-fastbootと付いていないzipはFastbootからではなくTWRPからインストールできる。
を参照に、端末にTWRPをインストールする。
PCと接続、フルワイプしたあと、euROMのZipファイルをコピーし、インストールする。
PCの環境に左右されることなく端末のみでインストールできるので失敗する確率は少ない。
AOSP系カスタムROM
MIUIではなく素のAndroidに近いカスタムROMも出てきました。
結構安定しておりおすすめ
カメラがショボいがGcamを入れればマシになる。
ただしMIUI独自機能はほとんど使えなくなる。(セカンドスペースやデュアルアプリ等)
公式:Officialと表記される。CrDroidチームなど、そのROM自体を開発している団体が公式に対応しているもの。
非公式:Unofficialと表記される。公式が対応しておらず、第三者のユーザーがソースコードを合体させてその端末向けにROMをビルドして公開しているもの。
基本的に公式のものがアップデート頻度も高く完成度も高いといわれている。
Xiaomiがかかわっているというわけではない。
LineageOS(公式)
さまざまなカスタムROMのベースとなっているROM
シンプルかつカスタマイズ項目は少な目
Pixel Experience(公式)
https://download.pixelexperience.org/alioth
公式のビルドがきました。専用のリカバリを要求されますが、ADB sideloadが使えればTWRPからインストール可能
Install PixelExperience on alioth - PixelExperience Wiki
インストールガイドに従ってインストールしましょう
Pixel Experience+
非公式だが安定している。カスタマイズできる項目は控えめ。更新頻度は高くないかも
Pixel Extended
★おすすめ
上のPEをベースにカスタマイズ項目を増やしたようなROM。安定性も高く、Officialなので更新も期待できる。
CrDroid
★おすすめ
通話アプリにバグがあるが、サードパーティ製のものを使用すれば解消できる。
電話アプリのデフォルトが設定されていないと起きるバグでした。設定すれば純正電話でも通話可能です。
カスタマイズ項目がとても多く、他のROMと比べて日本語化されている項目が多く日本向けで使いやすい。公式
Havoc OS
LineageOSをベースにしており印象は"翻訳されていないCrDroid"だが、安定性はこっちのほうが高いらしい。
いち早くダブルタップでスリープ解除に対応していた。非公式
ArrowOS
★おすすめ
シンプルかつ軽量で更新頻度が高いROM
可変リフレッシュレートに対応している。公式
その他
Redmi K40 Pro/Pro+
引用:Xiaomi Redmi K40 Pro pictures, official photos
情報
Snapdragon 888
RAM:6/8/12GB
ROM:128/256GB
64MPカメラ、Pro+は108MPカメラ
Android11
コードネーム:haydn K40 Pro+、Mi11X Pro、Mi11iと共通
K40 Pro = グローバル版無し
K40 Pro+ = Mi11i = Mi11X Pro
ROM
Redmi K40 Pro/Pro+/Mi 11i/Mi 11X Pro (haydn) MIUI Downloads | Xiaomi Firmware Updater
K40 ProにMi11iのROMを焼いた例。カメラなども特に問題なく使える。
Xiaomi.eu
TWRP
他のカスロム
その他
自己責任