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POCO X6 Proの開封【ミドル最強】実機レビュー

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これは当たり!

 

購入場所、価格、配達までの時間

mitanyan98.hatenablog.com

AliexpressのPOCO Global storeというセラーから、クーポン使用で3.79万円で購入しました。

配送はAliexpress Standard shipping(Cainiao、シンガポールポスト)で、

12日購入→13日集荷→15日中国出発→17日SG到着→18日SG出発→19日日本到着→21日税関通過→22日最寄り郵便局に到着し、局受け取りをした。

結果注文から10日とかなりのスピード配送で配達された。特にシンガポール日本間が2日で終わってしまったので最近のSGポストは強い…

スペック

  POCO X6 Pro
soc Dimensity 8300-Ultra
RAM 8 / 12GB
RAM規格 LPDDR5X
ROM 256/512GB
ストレージ規格 UFS 4.0
デイスプレイ 有機EL
輝度 1800ニト
画面サイズ 6.67インチ
解像度 2712 x 1220
リフレッシュレート 120Hz
カメラ 3眼
広角 64MP OIS OV64B
超広角 8MP
マクロ 2MP
フロントカメラ 16MP
Wi-Fi Wifi 6
バッテリー 5000mAh
充電速度 67W
ワイヤレス充電 非対応
認証方式 画面内指紋認証
重さ 186g/190g(レザー)
本体サイズ(mm) 160 x 74 x 8.25/8.35(レザー)
防水防塵 IP54
NFC 対応
スピーカー ステレオ(Dolby)
bluetooth 5.4
イヤホンジャック 無し
赤外線ブラスター あり
MicroSD 無し
USB USB 2.0
GPS シングルバンド
SIM 物理SIM x2
OS HyperOS
価格(発売時最低構成) 299ドル~
カラーバリエーション 黒、白、黄色(レザー)

 

対応バンド

5G NSA:n1/3/5/7/8/28/38/40/41/77/78

5G Sub6G: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78

4G LTE TDD: B38/40/41/48

4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66

3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19

https://www.po.co/global/product/poco-x6-pro/specs

開封

ビニールにエアパッキンといつもの梱包だったが、「このシールをはがす前に動画を撮影していないと初期不良があっても受けないぞ」といった内容のテープが貼ってあった。

箱は外箱は黒、内箱は黄色のツートンカラーになっている。

付属品が入った箱の下に本体、の下に充電器

付属品

  • 本体
  • ケース
  • 紙類
  • 67W対応充電器(EUプラグ)
  • USBケーブル(AtoC)
  • SIMピン

といつもXiaomiの構成。

充電器はグローバル版のため、日本では使えないプラグとなっている。しかしUSプラグに変換するアダプタが同梱されていた(写真は無いが)のでそれを使えば日本でも使える。が、正規で日本では67W充電器単体で売っているのでそれを買うことをオススメします。ぐらぐらするし、飛び出すし

Xiaomi 67Wターボチャージ対応急速充電器・ケーブルセット | Xiaomi Japan

100Vでも67W出力に対応しているので日本でもフル性能が出せます。

ケースは非透明のTPUケースで、黄ばみを気にしなくて良いモノになっている。

カメラ部分が大きく開いており、細かいところはガード出来ない。POCO仕様になっておりロゴが入っている。

本体を見る

フィルムではなく袋に入っているタイプだった。今回自分は黒色を頼んでみた。

背面

見てわかる通りツルツルテカテカ。完全なフラットではなく四辺エッジがあるデザイン。

カメラモジュールは巨大だが、センサーはそうでもない。Xiaomi MIX fold3のようなデザインでカッコいい。

最近あまり見なくなった、横向きにロゴや認証マークが入っているものではなく、縦向きになっている。

 

 

背面はプラスチック素材で、海外レビューで1週間も使えば傷だらけになっていたので背面保護フィルムを貼るのがおすすめ

側面

下部はSIMスロット、マイク、USB(2.0)、スピーカー

右側面は電源ボタン、音量ボタン

上側面はマイク、赤外線ブラスター、スピーカー穴(通話スピーカー兼用)

左側面は何もなし。

サイドフレームは樹脂だが、非光沢でざらっとした仕上げのため安っぽさはあまり感じません。(触るとプラだなーって感じますがね)

本体その他

最初から保護フィルムが貼ってあります。指紋はそこそこ付きやすいので張り替えをお勧めします。

ベゼルは4辺とても狭いです。Xiaomi 13T無印と比較してもPOCOの方が細いです。(左が13T、右がPOCO X6 Pro)

指紋認証の位置はまあまあ下の位置。上に寄せるほどコストがかかるらしい。

SIMトレーは裏表1枚づつ入るデュアルSIMです。eSIMには非対応です。国内バンドにほとんど対応しております。

 

重量は保護シート込みで186g、付属ケース有りで205gと比較的軽量。

 

付属のケースを付けるとこのような感じで、特に違和感はない。カメラ部のフチがそれなりに厚く作られているので、平地においてもガタツキが無く良いです。

画面内指紋認証機種のため、電源ボタンまで全て覆われているのがGood。

 

光沢黒であるため、指紋や埃がめちゃめちゃ目立ちます。また、プラスチックなので押すと結構へこみます。POCO F5(12Turbo)よりも隙間があるようで広い範囲でくぼみます…

ディスプレイ、スピーカー

画面はとても綺麗です。輝度も高く、基本性能が高いのでリフレッシュレートの微妙なカクツキも無く良い感じです。

Widevine L1で尼プラ等高画質視聴できます。

ただし、POCOランチャーの仕業か、ディスプレイ設定の「高度なテクスチャ」設定が無く、HyperOSになって新しく実装されたノンリニアアニメーションが使えなくされています。

ヌルヌルアニメーションではなくなっているので名前は変わったのに以前のMIUIと使用体験は変わらないものになっている。

 

スピーカーは初期設定だと低音が全然出ておらずいかにも安いスマホみたいな音でした。

イコライザを超低音重視にするとマシになった。

Bluetooth対応コーデックは↑の通りです。aptX adaptiveは未対応です。

ソフト面


グローバル向けで最初にHyperOS搭載となっている。グロ版なので当然日本語に対応しています。

Xiaomi HyperOSだが、POCO機種にはPOCOランチャーが続投のようです。ドロワーしか選べないと思っていたが、「クラシック」が選べるようになっていました。

 

プリインアプリは多めです。(地域日本でセットアップ)

ホーム画面モードをクラシックにすることで複数選択、アンインストールが簡単にできます。

HyperOSになりデバイス情報画面だけががらりと変わりました。やっぱりPOCOだとMIUIと変わらず(For POCO)になるようです。

認証を見てみましたが、残念ながら日本の技適はありませんでした。POCO Japanがにおわせしているのでアプデで追加される可能性も無きにしも非ずです。

大まかな部分はMIUIとほとんど変わっていないが、いくつか挙げると

コントロールパネルのスタイルを旧バージョン(通知と統合するタイプ)に戻すことができなくなっています。設定にアクセスできないと思っていたが、クイック設定タイルに「設定」(自動回転の下)があるので、そこから開けるようになっている。

正式グローバル版なのに翻訳されていないがNumber of nofitication icons shownという項目でステータスバーに並ぶ通知アイコンの数を設定できます。デフォルトだと1になっており、2つ目以降は省略されてしまう。ここは変えておくとよいです。

他の機種のHyperOSだとそもそもこの項目が無い場合があるようです。

 

大きく変わったのがロック画面のカスタマイズです。euROMの時よりも大量にテーマが増えていました。

 

カメラ

カメラアプリはXiaomi 13Tと同様のV5でした。動画撮影は4K30fps、60fpsは最大1080pでした。

ミドル帯でありながら、モーションキャプチャが使えるようです。HyperOSになっても地域変更でシャッター音が出せる裏ワザは健在でした。

思ったより色の誇張はしないようです。

ズームは最大10倍

モーショントラッキングは猫の目を認識していたが、ブレに強いわけではなさそうっぽい

夜景はそこそこ。OIS有りでも夜景となるとブレやすいです

超広角は暗めに映ります

ベンチマーク

基本的にパッケージ名偽装版を使用(Antutu、CPDT以外)。リフレッシュレート自動で計測

Antutu V10 (CPU GPU RAM ROM UX総合性能)

通常モードは公称値届かず136万点。しかし8+gen1並みの性能はでており8200から結構進化している。

 

パフォーマンスモード有効化で143万点を記録。なんて性能だ!3.8万円だぞ!

Geekbench 6 (CPU GPU性能)

シングルは888~8+gen1並みの性能で、マルチはD9200、8+gen1並みの性能となった。

Vulkanスコアは4928点と、そこそこ

 

3DMark(3Dゲーム性能)

パッケージ偽装版だと、およそ1800点と原神最高画質が快適の指標とされる2000点に届かない数値になった。ストレステストの結果はとても安定している。

 

偽装していない素のアプリだと、なんと3000点オーバーとすごい値が出ている。かなり大きめのベンチマークブーストがかかっているようだ。

PCMark for android(2D実用性能)

CPDT benchmark(ストレージ性能)

ウリのLPDDR5X、UFS4.0の性能を最大限引き出しているようで、手持ちの8gen2端末を上回りかねないスコアが出た。

ちなみにXiaomi 13T無印(LPDDR5,UFS3.1)と比較すると一部は倍以上の性能が出ていた。

バッテリーテスト

パッケージ名偽装版PCMark、パフォーマンスモードオフ、リフレッシュレート自動、自動輝度調整オフ、明るさ画像2枚目で計測

結果は10時間と、あまりよくない結果となった。この明るさの場合かなり明るかったのでもう少し落とすべきだったか、また1週間後あたり計測しなおしてみます。

まとめ

よい

  • ✅「コストパフォーマンス」がとても高い
  • ✅RAM、ストレージが超高速
  • ✅薄くて軽い
  • ✅デザインが好み
  • ✅グロ版HyperOSがそこそこ良い
  • ✅正規グロ版なのでPlayIntegrity等を気にしなくていい、Widevine L1

わるい

  • ❌指紋と埃が目立ちすぎる(黒、シルバーのみ)
  • ❌背面パネルが押すと結構窪む、傷に弱い
  • ❌低音がすかすか
  • ❌バッテリー持ちが微妙
  • Bootloader Unlockできない!!!
  • ❌新しいコントロールセンター固定

 

コスパ機なので、ハイエンドと比べると劣る点が出てくるのは仕方ないが、購入価格を考えると普通にコスパは優れていると感じました。

5万円台だとう~んという感じだが。

 

 

ブートローダーアンロックは?

mitanyan98.hatenablog.com

できます!!!

 

今までのMIUIと同じような「Miアンロック状態(Mi unlock status)」は健在だった。

しかし、アカウントとデバイスを追加を実行すると、「追加できません。Miコミュニティで認証許可をもらってこい」的なポップアップがでて紐づけができなくなっていました。

グローバル版のMi communityにサインアップしてみるも、そもそもBLUに関連した項目が存在せず、認証を得ることから不可能でした。

ブートローダーアンロックは今後どうなるか全くわからないが、今のところはできないです。