ROM焼き試験場

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POCO X6シリーズ発表、Proは買いだが無印は微妙

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コスパのXシリーズが復活!?

 

POCO X6 Pro

ベース機種はRedmi K70Eで、ついにRedmi KシリーズがXシリーズにリネームされてしまった。

www.po.co

  • Antutu 130万点↑のMediatek Dimensity 8300をグローバル向けで初搭載
  • 高速メモリ規格のLPDDR5X、UFS4.0ストレージ搭載
  • Redmi K70Eより軽量化

本体カラーは黒、黄色、グレーの3色で、黄色のみ背面がレザー調になっています。

中国版と異なりカメラモジュール一帯が黒一色となっています。

ストレージ構成は8+256GBまたは12+512GBの2パターンとなっており、個人的にはRAM12GBに統一してほしかった。特筆すべきは最新規格のLPDDR5X、UFS4.0を採用していること。今まで8Gen2やD9200等の超ハイエンド級でしか使われてなかったものがミドルハイにも降りて使いやすくなったということだ。

UFS4.0はXiaomi13やOnePlus11等で実際に使った感想としてはUFS3.1からは体感できるほど差があり、データの読み込みスピードが格段に速くなっています。ゲームだけでなく普段使いにもいいです。

 

カメラは64MP広角+8MP超広角+2MPマクロの構成で、センサーサイズが1/2なのでメインカメラはおそらくOV64Bと思われます。OISには対応してますが、POCO F5と全く同じカメラでセンサーサイズも小さいのでカメラは良くないです。

 

OSはグローバル向け機種では初めてXiaomi HyperOSをプリインストールしています。Bootloader Unlockの仕様が変わっているとかいないとか言われているので、改造目当てではあまり向かないかもしれない…

 

対応バンドは充実しており、日本でも問題なく使うことができます。

5G NSA:n1/3/5/7/8/28/38/40/41/77/78

5G Sub6: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78

4G LTE TDD: B38/40/41/48*4G

LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66(NarrowBand)

3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

 

その他は一般的で、画面は有機EL120Hzの1.5K高解像度、67Wの急速充電、5000mAhバッテリー、IP54の防塵防滴、ステレオスピーカー、WiFi6、NFC、画面内指紋認証を搭載しています。

 

https://ja.aliexpress.com/item/1005006335488111.html

価格はAliexpressアーリーバード価格で

8+256GB:299ドル(4.5万円)

12+512GB:349ドル(5.3万円)

となっています。クーポン情報はまとめに書いておきます。

 

Redmi K70Eとの違い
  • バッテリー5500mAh→5000mAh
  • 充電速度90W→67W
  • 色構成(グリーンが削除)
  • 重量198g→186g(黄色は190g)
    • ガラスからプラ背面になった影響と思われる

POCO X6

こちらはRedmi Note 13 Pro 5Gのリネーム。

www.po.co

  • Snapdragon 7s Gen2をグローバル向け初搭載
  • 旧世代のLPDDR4X、UFS2.2
  • 2億画素カメラは64MPに変更

こちらも3色展開で、奇抜な色は無いが白色はF5と同じような氷のようなテクスチャが入っている。X6Pro同様、カメラモジュールとその横の部分が黒になっている。

DimensityではなくSnapdragon搭載。しかし7+gen2ではなく「7s gen2」というパチモンみたいなSoCで、性能は公称Antutu64万点と完全にただのミドルレンジ。

メモリ構成は8+256,12+256,12+512GBと3構成選べるが、どれもLPDDR4X・UFS2.2となっている。これはMi11Lite5GやSnapdragon695機同様の古い規格で、大容量モデルがあるだけにUFS3.1ですらないのは残念。(SoC的にはUFS4.0対応してるんだがね)

なぜか画面はゴリラガラスVictusが採用されており、この点のみProより優れている。あとイヤホンジャック搭載

 

カメラ構成はX6Proと全く同じで、センサーサイズとかは記載が無いが4-in-1ピクセルピニング対応の記載からやはりOV64Bです。中国版では2億画素のHP3を搭載していたが、ここは大幅にダウングレードされている。グローバル版Redmi Note 13 Proも控えているのに…

 

対応バンドはX6Pro同様充実しており、日本でも問題なく使うことができます。

5G Sub6: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78

4G LTE TDD: B38/40/41

4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66

3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

 

その他、画面は有機EL120Hzの1.5K高解像度、67Wの急速充電、5100mAhバッテリー、IP54の防塵防滴、ステレオスピーカー、NFC、画面内指紋認証を搭載しています。

 

Proとは違い、OSはMIUIで出荷されるのでBootloader Unlockはそのままできそうです。

 

https://ja.aliexpress.com/item/1005006324918196.html

価格はAliexpressアーリーバード価格で

8+256GB:247ドル(3.7万円)

12+256GB:277ドル(4.2万円)

12+512GB:317ドル(4.8万円)

となっています。クーポン情報はまとめに書いておきます

 

中国版Redmi Note 13 Proとの違い
  • 200MP 1/1.4インチ HP3センサー→64MP 1/2インチ OV64Bセンサー
  • 色構成
  • 対応バンドが増えた(B18やB26,28等)

X6 Proよりは変化が少なく見えるが、メインカメラ変更がかなり大きい…

POCO M6 Pro

MシリーズはXよりも下位のグレードで、あまり興味が無いのでさっくりと書きます。

www.po.co

  • Helio G99 Ultraを世界初搭載
  • ストレージ512GBを選択可能
  • MicroSD、イヤホンジャック、画面内指紋認証に対応

SoCは中華タブや安スマホでよく見るHelio G99のカスタム版のG99-Ultraとかいうものを使っているようです。(Helioなので5Gは非対応

 

ストレージは8+256GB、12+512GBの2構成で、このクラスにしては多すぎる容量に対応しています。ストレージ規格はLPDDR4X・UFS2.2です。またMicroSDカードにも対応しているようです。

 

カメラ構成はまたもや1/2インチ4in1ピクセルピニング対応の64MPということでOV64Bです。OIS対応。8MP超広角、2MPマクロも添えて。

 

ディスプレイは120Hz対応でFHD+解像度だが、このクラスには珍しく画面内指紋認証に対応しています。

 

対応バンドは5G非対応ですが日本では普通に使えるものとなっています。

4G: LTE FDD Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66

4G: LTE TDD Band 38/40/41

3G: WCDMA Band 1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM Band 2/3/5/8

その他は、イヤホンジャック、67Wの急速充電、5000mAhバッテリー、IP54の防塵防滴、ステレオスピーカー、NFC、画面内指紋認証を搭載しています。

 

https://ja.aliexpress.com/item/1005006328063699.html

価格はAliexpressアーリーバード価格で

8+256GB:189ドル(2.8万円)

12+512GB:229ドル(3.4万円)

となっています。クーポン情報はまとめに書いておきます

クーポン情報

商品ページに「クーポン割引」というものがあり、そこからストアクーポンを入手することができます。

X6 Pro:20ドル(25ドルの場合も?)

X6・M4Pro:10ドル

1/15までアーリーバード価格は延長されましたが、下記購入時入力するクーポンは適用できなくなっています。

さらに、購入時にクーポンコードを入力することでさらに割引されます。

「AENY30」「24WS30」で30ドル(数量極小)

「AENYa20」「24WS20」で20ドル

「AENY10」「24WS10」で10ドルオフ

とさらにお得に購入することができます。どれも先着順なので、早めに買いましょう(使えなかったらスマン)

まとめ

X6 ProはXシリーズではX3Pro以来のコスパミドルハイが返ってきたという良い印象を感じました。

X4 ProはRedmi note 11 Pro(veux)、X5 ProはRedmi Note 12 speedとかいう微妙機種のリネームばっかりだったので思い切ってRedmi Kを投入したのは良いと思います。

日本だとライバルになるのはXiaomi 13Tだろうか。おサイフケータイ、カメラが悪くなりますが、ゲーム性能はかなり向上します。

 

8+128GBにはなるが、送料税込みでも3万円台前半

X6無印は中国版から取り柄のカメラが大幅ダウングレードが痛く、メモリ規格が古いのも相まっておすすめとは言い難い。対応バンドが増えたというのは良いが、これなら中国版を買ってROM焼きする方が良いと思います。MIUIだからまだ特に支障なくBLUができるし、腐ってもSnapdragonなのでeuROM等カスタムROMもあります。

 

M6 Proはなんか日本に投入されそうなスペックだなと感じました。Helio G99辺りのスペックの機種が少ないのと、MicroSD+イヤホンジャックという構成が受けそう。

 

 

というわけで特に用途も無いのにX6 Proを買ってしまいました…グローバル版のHyperOSのブートローダーアンロックの検証ができたらいいかなぁ?