ROM焼き試験場

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【Redmi K40の再来!?】Redmi Note 12 Turbo 正式発表。3.9万円~

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お値段異常…

 

正式発表

www.mi.com

中国国内向けにRedmi Note 12 Turboが正式発表されました。

 

Redmi Note 11T Proの後継で、Tシリーズは主にSoC性能重視のシリーズになります。

https://item.jd.com/100055352719.html

2023年3月31日現在、JD.comにて購入可能です。クレジットカードは定金では使えなかったが、正式販売+官方郵送なら問題なく使えます。

1TBとハリーポッター版は売り切れ中

スペック紹介

もはや8+gen1並のSoC

Snapdragon 7+ gen2 を搭載

SoCにミドル向け7シリーズ最新作のSnapdragon 7+gen2を搭載します。

Antutuスコアは脅威の100万点越え!TSMC製なのでバッテリー持ちもよさそうです。

大型VC搭載

大型ベイパーチャンバーを搭載し、発熱対策もしっかりとしています。

原神最高設定30分でも平均59.7fpsのようです

ハイエンド級メモリ、ストレージ

RAMはLPDDR5規格で、8GB、12GB、16GBのバリエーションがあります。

ストレージはUFS3.1で、256GB、512GB、1TBとなっています。

規格自体は一般的なハイエンド~ミドルハイと同じだが、最小構成が256GBスタートなので容量に余裕があります。1TBの超大容量モデルもあります。何に使うんだ!?

ベゼルが激せまディスプレイ

ディスプレイは6.67インチの有機ELディスプレイです。

画面ブラケットを無くし、ベゼルを超細くしています。下あごを2.2mmまで抑えてあります。

12bitカラーに対応しています。解像度は2400x1080(FHD+)、リフレッシュレートは120Hz、明るさ1000ニトと、ベゼル以外は割と普通の性能で、めっちゃ良いわけではなさそう。タッチサンプリングレートは240Hzです。

安いのにOIS搭載カメラ

カメラも抜かりなくOIS(光学手振れ補正)を搭載してきました。画素数64MPで、OV64Bセンサーが搭載されるようです。

他、8MP超広角2MPマクロレンズを搭載しています。個人的には2MPマクロを外してもっとコストカットしてほしかった…(2MPは本当にショボいので)

カメラ機能

色々カメラ機能が多いようです。インセンサーズーム(多分64MPを切り抜きしてズーム時の解像度を上げる?)が少し気になります。

バッテリーは普通

バッテリー容量は5000mAhで、充電速度は67Wです。ミドルレンジでは一般的な容量で、流石に120Wには非対応です。ワイヤレス充電にも非対応です。

公称1.33日連続動作可能なようです。

その他機能 ステレオスピーカー、イヤホンジャックあり

バイブレーションにX軸リニアモーター、左右対称Dolby Atomos対応ステレオスピーカーイヤホンジャック、赤外線ブラスター、Wi-Fi 6Eに対応します。

他 電源ボタン兼指紋認証 NFC

防水防塵IP規格は取ってないものの、水をぶっかけまくったり-40℃~70℃の環境で使ったりしても壊れない?耐久性テストを実施しているようです。

対応バンド

5G :n1/n3/n5/n8/n28a/n38/n41/n77/n78
4G :B1/B3/B5/B8/B19/B34/B38/B39/B40/B41/B42
3G:WCDMA:B1/B5/B6/B8/B19
2G:GSM:B3/B5/B8 ; CDMA 1X : BC0

 

対応バンドはソフトバンク、ドコモ系には向いているものになっています。5G n79非対応なのでドコモで使うなら4Gオンリーになりそう。

Au系はB18、B26のプラチナバンドに非対応のため向いていません…

この構成はRedmi Note 11T Proと同様のため、グローバル版になると更に減らされる可能性があります。

本体サイズ

縦:161.11mm
横:74.95mm
厚み:7.9mm

重量:181g

横幅が76mm以下なので、意外と持ちやすいサイズ感ではないでしょうか?

重量も200g切りで6.67インチディスプレイ搭載にしては軽量クラス。

カメラバンプも薄そう

カラーバリエーション 

3色+ハリーポッター限定版のカラーバリエーションがあります。

白は側面がシルバー、裏面は上部が白~下部にかけて水色にグラデーションしており、氷のようなテクスチャがあります。

黒色は落ち着いた雰囲気で、カーボン調の模様があります。多分ツルテカ

青色は特に模様も無く、一番シンプルに感じます。サラサラ質感?

実機開封動画を見たところ、青以外光沢背面でした。マットが好みなら青一択になりそうです。

価格

右はOnePlus2Vの価格

さて、ここまでモリモリのスペックにして、価格はというと…

8+256GB:1999CNY(約3.8万円)

12GB+256GB:2099CNY(約4万円)(定価2199CNY

12GB+512GB:2299CNY(約4.4万円)(定価2399CNY

16GB+1TB:2599CNY(約5万円)(定価2799CNY

 

これは安すぎ。裏に何かあるレベルで安い。Redmi K20 ProやK40の雰囲気を感じます。

1TBでも5万円になるの???

  Redmi Note 12 turbo
soc Snaodragon 7+ gen 2
VC面積 3725㎟
RAM 8/12/16GB
RAM規格 LPDDR5
ROM 256/512GB/1TB
ストレージ規格 UFS3.1
デイスプレイ 有機EL
輝度 1000ニト
画面サイズ 6.67インチ
解像度 2400 x 1080 FHD+
リフレッシュレート 120Hz
タッチサンプリングレート 240Hz
カメラ 3眼
広角 64MP OV64B OIS
超広角 8MP
マクロ 2MP
フロントカメラ 16MP
Wi-Fi Wifi 6E
バッテリー 5000mAh
充電速度 67W
ワイヤレス充電 非対応
認証方式 側面指紋認証
重さ 181g
本体サイズ(mm) 161.1 x 74.95 x 7.9mm
防水防塵 非公表
NFC 対応
スピーカー ステレオ(Dolby)
bluetooth 5.3
イヤホンジャック あり
赤外線ブラスター あり
MicroSD 無し
SIM 物理SIM x2
対応バンド 3G:WCDMA:B1/B5/B6/B8/B19
4G:B1/B3/B5/B8/B19/B34/B38/B39/B40/B41/
B42
5G :n1/n3/n5/n8/n28a/n38/n41/n77/n78
OS MIUI14
価格(発売時定価、最低構成) 1999元~
カラーバリエーション 白、黒、青、ハリーポッター

まとめ

  • Antutu100万のSnapdragon 7+gen2搭載
  • 超大容量16GB+1TBモデルあり
  • OIS搭載64MPカメラ
  • 超極細ベゼルな6.67インチ有機ELフラットディスプレイ
  • 5000mAhバッテリー67W充電
  • イヤホンジャック搭載
  • 日本円3万円台から

弱点を上げると?

  • ディスプレイ性能が低め
  • バッテリー、充電速度が普通すぎ
  • SD7+gen2初搭載で素性が不明
  • カラバリにシンプルなものが無い
  • IP規格未取得(防水防塵非対応)
  • auプラチナバンド非対応
  • 技適なし
  • 中華版MIUI(日本語無し)

これはとんでもない機種が発表されてしまった…!ROM焼き的にもスナドラ搭載、側面指紋認証*1、低価格とAOSP系のカスタムROMが作られやすいものになっているのでかなり期待できます。POCO F3系と同様にカスタムROMが増えて活発になるような機種になるといいなぁ

 

中国版の仮日本語化

mitanyan98.hatenablog.com

 

 

*1:画面内指紋認証はカスタムROMと相性が悪いのだ