ROM焼き試験場

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グローバル版POCO F4無印&POCO X4 GT正式発表!ただしX4 GTには落とし穴あり

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ついに今年本命?のX4 GT、F4無印がグローバル発表されました。

 

 

POCO F4無印

www.po.co

基本的にはマイナーチェンジ

トレンドの角ばりデザイン

SoCやディスプレイ、スピーカー等、一般的な動作に関係するものは前作F3と全く変わらないが、デザインとカメラと充電速度が良くなりました。

強化点① カメラにOIS(光学式手振れ補正)が付いた

カメラデザインも大きく変更されています

カメラセンサーは64MPのソニー製センサーになっており、前作の48MPの太古のセンサーから若干良くなっている。またベースモデルのK40Sよりも高画素になっている。

ミドル機種はコストカットのため省かれがちになっている、「OIS(光学式手振れ補正)」をPOCO F4は搭載してきました。

従来のEIS(電磁式手振れ補正)は撮影している動画をクロップしたりずらしたりしてソフトウェア的に手振れ補正を行うものだったが、OISでは手振れに応じてカメラセンサー自体が上下左右に動いてブレを抑えるものになっています。

動画撮影時に真価を発揮し、EISではノイズのような感じになってしまうのを防ぐことができます。夜景撮影時でも微妙な動きでブレブレになってしまうのも防げます。

OIS搭載なのはメインレンズだけで、超広角レンズ、マクロレンズには付いていないと思われます。

 

マクロレンズは5MPテレマクロから劣化し2MPのただのマクロになっています。残念

強化点② 67Wの急速充電に対応

前作F3では33Wとそれなりの速さだったが、倍以上の67W充電にグレードアップしています。

100%まで約38分とかなり速いです。

高速充電と大容量バッテリーは事故が起きやすいのかバッテリー容量は20mAh減少しています。

強化点③ 日本バンド網羅

F3はB18 19 26非対応とドコモAu系では使いづらい感じだったが、国内のプラチナバンドであるバンド18、19、26にしっかり対応しています。n79やバンド42には対応していませんが、ほとんどの通信キャリアで問題なく使えるものとなっています。

 

日本発売ワンチャンあるかも?

トレンドの角ばりデザイン

最近流行の角ばった筐体をしています。持ちやすさはともかくとしてすっきりした見た目になり、ベゼルが狭く見えるので個人的に好みです。

前作と比べると厚さは0.1mm、重さは1gだけ軽くなっています。横幅も若干(0.5mm)小さくなっております。

ほとんどの機能継承

サムスンE4AMOLED FHD+ディスプレイ、Snapdragon870、ステレオスピーカー、サイド指紋認証NFC、UFS3.1等、ほとんどの機能をそのまま継承しており、劣化しているポイントが少ないです。先述したマクロくらいしかありません。

比較してもほとんど差異はありません。逆にそれが欠点になることもあります。

まとめ

F3からの乗り換えはおすすめしない。新規で買うならまあアリかな~という感じだがこの円安だと最低モデルでも4万5000円弱と高いのでやっぱりおすすめできない。

POCO X4 GT

www.po.co

Redmi note 11T Proのリネームモデル

画像を見ればわかるがReno7aRedmi note 11T Proである。POCOは中国国内専売Redmiのグローバル向け販売チャンネルでもある。

色展開は中国版と同じ黒、シルバー、青の3色展開。デザインもPOCOロゴに変更したくらいとほとんど変わらない。

 

Redmi note 11T Proの実機レビューやってます。

mitanyan98.hatenablog.com

Antutu80万越えのDimensity8100

特筆すべきはやはりSoCだろう。安価でありながら高性能、かつ低発熱で消費電力も少ないというヤバい代物だ。

MTKだからといって特にアプリ最適化が(Tensorとかと比べると)遅れているというわけでもなく、素の処理性能が強いので大抵のゲームもこなすことができる。

液晶ディスプレイでも高品質、視野角広め、焼き付きしない

ただし、輝度は低め

有機ELではなく液晶ディスプレイだが、有機ELと遜色ない発色、視野角を持っており、また144Hzというかなり高リフレッシュレートにも対応している。7段階の可変リフレッシュレートにも対応しており消費電力が少ない。動きの少ない動画や写真ではリフレッシュレートを抑えて節約し、スクロールやゲームの時は高リフレッシュレートでヌルヌルといった感じで使うことができる。

液晶なので構造上焼き付きが発生せず、気を遣わずにガンガン点灯したり最大輝度にしたりライトモードにしたりできる。

 

ただし、液晶ということで最大輝度が低く、直射日光下では見づらい。

唯一の弱点と言っても良い。

大容量バッテリーに67W高速充電対応

POCO F4無印よりも大容量な5080mAhのバッテリーを搭載し、加えて67Wの急速充電にも対応している。

Dimensity8100の省電力性能も合わさってバッテリ持ちはかなり良い!

カメラは微妙かと思ったらそれなりに撮れる

64MP広角(OIS非搭載)、8MP超広角、2MPマクロと一般的なミドルレンジの構成だ。

DimensityのISPは微妙というのが通説で、そこまでカメラ性能をアピールしていないのだが、日中も、夜景も、ごはんも割とそれなりに撮影ができる。AIがどぎついのはご愛敬だが、オフにすればだいぶ自然な写りになる。

バンド対応に要注意

ここまで一見隙が無さそうなPOCO X4 GTだが、バンド対応だけは残念なことになっています。

F4無印では対応していたプラチナバンドに非対応となっています。

ソフトバンク系では問題なく使えますが、ドコモ(B19,B26)やAu(B18,B26,28,42)では使いづらいバンド対応になっています。

 

中国版のバンド

ちなみに中国版はB19、B26、B42に対応しておりドコモ系には向いています。

まとめ

バンドがまさかの削られるということになってしまったが、ROM焼きしなくてもそのまま日本語対応で使えるのがメリット。

アーリーバード価格で8+128GBモデルが299ドルとなっており、日本円で40300円ほどとなっています。3万円台にならず、コスパは微妙なものになっている。円安・・・

6+128GBモデルが無いのが???となった。

中国元も円安の影響で高くなっており、同8GBモデルで送料込みで同じくらいの値段になっている。早く届くのでこっちのほうがおすすめかも

ちなみに6GB版は34180円+送料です

 

大まとめ

円安の影響をもろに受けて、せっかくのコストパフォーマンス機が微妙な値段になってしまった。しかしながらPOCO X4 GT(Redmi note 11T ProのROM焼き版だが)をメインにしている自分としては4万円の価値はあると思うし、RAMも若干増やされているので動作も6GBと比べるとまあまあマシになっていると思われるのでちょっとだけおすすめします。

F4は進化点が薄いこれも微妙なモデルだが、流行のデザイン、流行の急速充電、流行のOIS搭載で別に悪くない機種だと思います。F3からの買い替えは絶対おすすめしないけど。

2万円ほど足せば日本版POCO F4 GTがアーリーバード価格で買えてしまうのでそっちの方が保証面でも性能面でもいいと思った。