ROM焼き試験場

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ついにXiaomi.euがMTK機種に対応。第1弾はPOCO X4 GTやRedmi K50等【euROM】

ついにeuROMがMTKをサポート。高コスパな中華版Dimensity搭載機種が選びやすく!

 

euROMはMTKに非対応

MIUIをベースにしたカスタムROM最大手のeuROMことXiaomi.eu。Xiaomi機種のほとんどをサポートしているが、高コスパな機種が多いMediaTeK製SoC搭載機は公式に非対応でした。

Xiaomi.eu HMnote8Pro MTK [begonia] [DISCONTINUED] | Xiaomi European Community | MIUI ROM Since 2010

原因はRedmi Note 8 Pro(Helio G90T)にてeuROMを導入すると文鎮化してしまう騒動があったためMTKのサポートを完全にシャットアウトしてしまいました。そのためK30 Ultra等の中華限定かつMTKな機種は、性能は良くても中国国外で使うには非常に辛い機種に・・・

そんなeuROMだったが、一部ではあるがMTK搭載機のサポートを再開しました。

Supported Devices | Xiaomi European Community | MIUI ROM Since 2010

新たに対応した機種

  • Xiaomi 12 Pro Dimensity (daumier)
    • Dimensity 9000+
  • Xiaomi 12T (plato) [In patron-only testing phase]
    • Dimensity 8100 Ultra
  • Redmi K50 Pro (matisse)
    • Dimensity 9000
  • Redmi K50 (rubens)
    • Dimensity 8100
  • Redmi Note 11T Pro/POCO X4 GT (xaga) / Redmi Note 11T+ Pro (xagapro) / Redmi K50i (xagain)
    • Dimensity 8100

2022年10月22日現在、以上の5機種がサポートされる。超コスパミドルハイのRedmi Note 11T Pro(POCO X4 GT)、中華版しか存在しないK50シリーズ、Xiaomi 12 Pro Dimensityが対応となった。現在はまだテスト中で一般公開されていないが、Xiaomi12T無印にも対応する。

sourceforge.net

ビルドは既にROMフォルダに公開されており、自由にダウンロードできる。なお、全てFastbootパッケージとなる。

euROMが対応することのメリット

  • グローバル版が無くてもグローバル化(言語の追加、GMSプリインストール等)が可能になる
    • これが一番大きく、K50シリーズやXiaomi12ProDimensityなどの中華限定機種がかなり使用しやすくなる。
  • 純正グローバルROMよりもアップデート頻度が高くなる
    • Xiaomiが一番手を入れている中国本土のROMをベースに作成されているため、Stable版でもアップデート頻度は多くなる。(グローバルしかない機種は除く)
    • アリエク等で売っている"ショップROM"はOTA非対応で素性不明なものとなっている
  • 純正ROMベースなのでAOSP系と比べて大きな不具合が無い
    • GSIや専用カスタムROMはデバイスへの最適化が0から必要なため、どうしても不具合や使えない機能(VoLTEや特にカメラ)が出てしまうが、euROMは純正ROMをベースにカスタムされているため、動作しない機能が少なく安定しています。
  • 純正ROMよりさらに細かいカスタムが可能になる
    • そこまで多くないが、Miアカウントログイン無しでUSB経由のインストールやUSBデバッグ(セキュリティ設定)を有効化できたりする。スクリーンショットのフォルダが/sdcard/pictures/screenshots/に変更されていたり
  • 謎通信や不要な中華アプリが除去されている
    • 中華ROMはプリインストールアプリがモリモリで入っており、また日本国内では使えない内蔵サービスもたくさん入っているが、グローバル向けに除去されている。
  • 安い中国本土版でも使いやすくなる

超ハイエンドのXiaomi12Pro Dimensityは6万円台で、K50無印は4万円を切るレベルで買えてしまう。しかしこいつらはグローバル版が存在しなかったが、euROMが対応することで日本でもかなり使いやすくなるのだ。snapdragonの機種はそれなりにするが、Dimensity搭載機種はかなり安く、それでいて性能が高いものが多いので選びやすくなっただろう。

寄付は依然募集中

The following MediaTek Dimensity devices are supported thanks to the contributors of the Community-funded MediaTek Support Initiative:

とあるように、寄付によってサポートをすることが成功しました。

Xiaomi.euコミュニティはさらなるMTK機種のサポートのために現在も寄付を受け付けています。

mitanyan98.hatenablog.com

以前記事にした通り、月5ドルからサポートが可能になります。対応機種を所持していれば早くテストビルドを入手することができたり、開発の進捗を確認することができます。