Xiaomi.eu
Xiaomi European Community | MIUI ROM Since 2010
通称「euROM」と呼ばれている公式の中華版MIUIをベースに広告削除や不要なサービスを除去したカスタムROM。xiaomi.euコミュニティで開発されており、MIUI4から積極的にリリースされている。MIUIベースのカスタムROMでは最大手。
過去何度も記事にしているが、13.0.8ビルドでは日本語翻訳が大幅に追加されており、今までの残念なポイントが改善されて使いやすくなった。
Mi11Lite5G以外にも、Xiaomi11TPro向けのものも翻訳が追加されているらしい
インストール
Sourceforgeからダウンロードする。機種がごちゃまぜで入っているが、Ctrl+F等で「Mi11Lite5G」と検索すれば必要なファイルは見つかるだろう。
zipファイルをダウンロードしたら解凍する。
解凍すると、上のようなファイルが展開される。
端末をFastbootモードでPCに接続し、windows_fastboot_first_install_with_data_format.batを実行する。
「データ消えますが良いですか?」と問いが出るので「Y」→Enterでインストールが始まる。全て自動でインストールされるので楽ちん
インストールと初回起動はかなり時間がかかるのでimagesフォルダにあるboot.imgにMagiskパッチしておくとよいです
以前のバージョンからアプデする場合
事前にMagiskモジュールをすべて無効化してから、
windows_fatboot_update_rom.batを実行する。
パッチするimgはバージョン違いで使いまわすことはできないのでその都度入れ替えする。
使用感
設定画面一覧
設定一覧の項目は以前は4割ほど英語のままだったが、Safety emagency以外の全ての項目が日本語化されている。
設定内部もほとんど日本語化されている。euROM特有の機能としてはMIUI+がある。*1セキュアエレメント関係はMagiskモジュールで対応可能です。
常時オンディスプレイでは、日本版やグロ版ROMでは10秒しか選べないが、euROMでは完全常時に設定することができる。しかしその分電池消費は大きいので注意
個々のアプリのバグ?仕様?は依然変わらず
グローバル版にないような独自に追加されたような設定箇所は翻訳が抜けている?っぽいが、雰囲気でわかるでしょう!
euROMはアプリの行列をたくさん増やしたりできます。
消えた?と言われているサイドバーも普通にあります。
追加設定や開発者オプションもほぼ完ぺきに翻訳されています。
まとめ
翻訳が大量追加されており完全にグローバル版として使える。公式MIUIベースのカスタムROMなのでMIUIカメラ等完全に不具合なく使えるのがやっぱり良い。
SafetyNetは消えるのでRoot前提になるのでいちいちパッチが面倒だ…