ROM焼き試験場

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Lenovo legion Y700 2023の実機レビュー【グローバルROM導入は簡単だが注意】

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到着した

 

追記2024年4月20日 アンチロールバックに注意

 

 

配達までにかかった時間

最初に購入したストアは全く発送してくれず、結局キャンセルして70mai-goldwayというストアで再度購入しました。

3月26日に購入し、4月5日に到着しました。集荷含めても10日しかたっておらずかなり速かった。

https://ja.aliexpress.com/item/1005005940685825.html

価格はアニバーサリーセールで260ドルでした!

 

日本版も存在するが、価格が13万円とやばいことになっている!

スペック

SoC:Snapdragon 8+gen1

RAM:12GB LPDDR5X

ROM:256GB UFS3.1 MicroSD対応

画面:液晶 144Hz 1600x2560 8.8インチ

カメラ:13MP広角+2MPマクロ フロント8MP

スピーカー:ステレオ dolby atomos対応

バッテリー:6550mAh 45W充電対応

その他:USB3.1Gen2 x2 DPAlt対応 イヤホンジャック無し GPS無し セルラー無し

梱包

いつものビニール袋

いつものエアパッキン

意外と箱にダメージは少なかった

ちゃんとTB320FCなのでgen2です。封印も開封されておらずちゃんとした未開封品だ

(2層構造になっており、白い文字の印字がはがされていると開封済みです)

開封

紙に包まれた本体が登場

本体の下に付属品が入っている

充電器は100V対応で日本でも67.2Wのフルパワー出せるかも。中華系には珍しくアダプタ側の端子がC。

他USBケーブル(CtoC)、SDカード取り出しピン、紙類が付属する。

本体のおでましだ!

すっきりとしたデザインで、Xiaoxinと異なりツートンにはなってない。

金属製の筐体でさらさらすべすべ、ひんやりしている。

ディスプレイ面は特に保護フィルムは貼られていない

カメラ部分は若干盛り上がっており完全フラットではない。画素数は13MPとタブレットにしてはそこそこ高い。

(以下、横持時での)上側面は電源ボタン、音量ボタン。電源ボタンはギザギザしています

左側面はスピーカーのみ。

下側面はSDカードスロット、USBポート

SDカードに対応しており、動画や音楽のための容量拡張がしやすいです。

右側面にはUSBポート(サブ)、スピーカー

の配置となっている。

見てわかる通り下と横に1つづつの計2つのUSBポートがあり、充電していてももう片方でイヤホンジャック変換をしたり、縦持ちゲームの場合はサブに、横持ゲームはメイン(長辺側)のポートを使うことで持ちやすくすることができます。

2ポート同時に充電させようとすると怒られます

Xiaoxin Pad Pro 12.7 と比較すると親子のようなサイズ感です。Y700は結構小さい。

重量は371gです

サイズ感がちょうど良いです!

ただ、縦持ちした時のボタンがちょっと使いづらい感じです。慣れとは思いますが、上の辺(スピーカー横あたり)に付けて欲しかったです。

 

指紋認証は搭載されておらず、顔認証かパスコードのみとなる。ここは不便です。

 

 

MIUI等同様に、複数指でのジェスチャー操作に対応しているが、ゲーム実行中は無効化される仕様となっているので音ゲーでのタッチ抜けやホーム画面に戻ってしまう等の不都合が起きず快適です。

 

 

純正で設定からステータスバーのアイコンのオンオフを切り替えることができます。全部オフにすると・・・以外何も表示されなくなります

しかし、時計の秒数表示に変更することはできない模様…

 

ベンチマーク

通常ストア版を使用。ベンチマークブーストされている場合があります

NECROMで計測 リフレッシュレート自動

Antutu v10 総合性能

Antutuベンチマークは130万点。現行でも全く問題ないスペック。熱も通常版でありながら35℃までしか上がっていない

Geekbench CPU GPU性能

Geekbench

3DMark ゲーム性能

原神最高設定の目安の2000点は余裕で突破。

PCMark 2D性能

クロックが非常に高い位置で固定されているっぽいが、スコアはとても高い

CPDTBenchmark ストレージ性能

LPDDR5、UFS3.1なので高速です。

日本語ROM化(ROM焼き)

注意:中国版ZUI v15.0.774にアップデートすると現行NECROM、グロロムどちらを焼いてもアンチロールバック、リージョンロックに引っかかり起動できなくなってしまいます。

2024/4/21現在のsecurity path level(日付)です。|terajima-alc

対処法は現在調査中で、今のところ中国版ZUIを焼くしかありません。なのでLockedから直接ROM焼きすると復旧することができない可能性があります。

グローバル化運用する予定がある人は開封後インターネットに接続せずセットアップし、バージョンが774より前のVerか確認後グローバル化してください。

 

androplus.jp

このサイトに書かれている手順通りでまじで誰でも簡単にグローバルROM対応させることができました。

RSA導入時に正規のEDL用(MTK含)ドライバが導入されるので怪しいサイトから怪しいドライバを入れる必要がないのがよかったです。

ブートローダーアンロックも不要でEDLから直に焼くことができます。

2024/04/26追記:インストール前の本体バージョンがZUI 15.0.774の場合はブートローダーアンロックしててもリージョンロックに引っかかり文鎮化するので必ず確認してください。

 

USBは長辺側(縦持ち時の横がわ)のUSBポートにつなぐこと、USB2.0のケーブルを使うこと。

EDL接続モードは「電源オフにし、音量上キーだけを押したままUSB接続」→「画面が変わったら音量キーから離して放置する」

 

中国版ZUIのまま使う場合は

adb shell settings put system system_locales ja-JPzhzh

コマンドを実行して再起動すると日本語化されます。

mitanyan98.hatenablog.com

CNROMでGMSや日本語を使う場合は上記記事を参照

 

グローバルROMとNECROMの2種類がありますが、

  • グローバルROM(Lenovo Legion Tab)
    • プリインが少ない
    • 日本語翻訳に癖あり
    • OSのゲーミング感が高い
    • AP500U(スタイラス)が動作する
    • 技適は出てこない
  • NECROM(LAVIE Tab T9
    • 不要プリインアプリがまあまあ多い
    • 翻訳はグロロムよりはマシ
    • AP500Uが動作しない
    • AOSP感がちょっと増す
    • 技適が生える当然違反です

ちょっと試した結果この違いを感じました(個人の感想です)。基本はどちらもZUIですが、プリインうざいぜゲーム重視にするぜって場合はLegion、読書や動画メインはNECROMがおすすめです(?)

技適表示することができるが、ハードと型番が異なるので普通に違反です

 

NEC版のプリイン

無効化、アンインストールができるので初回が面倒だがここまでシェイプアップできる

NECROMでもバイパス充電可能

カントリーコード変更(グロロム、NECROM共通)

設定アプリで検索欄に「####6020#」と入力するとメニューが出てくる

JPに設定してOKを押すと設定できますが、何の確認も無く初期化されるので注意!

  • WiFi 5GHzのW56チャネルにつながるようになるみたいです
  • カメラのシャッター音が強制になり爆音になります(スクショは無音)
  • EDLでROM焼きしても変わりません

設定しなくても5GHz繋がっているなら別に変える必要はないかなぁと思います

まとめ

良い

  • 癖になるサイズ感
  • 性能高い!
  • 音がそこそこ良い
  • 質感が高い
  • 超簡単にグローバル化できる(コマンド操作すらいらない)
  • 安い

悪い

  • イヤホンジャックが無い
  • 指紋認証も無い
  • ステータスバー時計秒数表示できない

 

mitanyan98.hatenablog.com

 

このサイズのタブレットは以前お絵描き用で使っていたiPad mini 5以来で、Androidでは初めてだったが性能の高さと画面比率がゲームに良い感じで割と気に入っています。