まさか発売されるとは・・・
特徴
- 日本初のCシリーズ(Redmi 数字無印よりも下位モデル)
- MTK Helio G85
- HD+解像度のしずくノッチ液晶
- 実質シングルの50MPカメラ
- メモリ3GBモデルがある。最高でも4GB
- 充電端子がMicroUSB 最高速度10W
Helio G85
MediaTek製SoCのHelio G85だが、以外にも悪くない性能をしており、Geekbench5のCPUスコアは平均360/1150点辺り。
https://browser.geekbench.com/search?k=v5_cpu&q=2212ARNC4L
Redmi note 11無印のSnapdragon 680と比べると、1,2割くらい低い程度。
OpenCLスコアしか無かったのでそっちの比較になるが、GPU性能はRedmi12Cの方がかなり高い?
メモリ3GBは地雷 買うなら4GBだが、Note11が買えてしまうぞ
重量級のカスタムUIとしても知られているMIUIだが、なんとRedmi12CにはPad同様メモリ3GBモデルがラインナップされてしまっている。個人的にMIUIはRAM8GBが最低動作要件だと思っているほど重いUIなのでもっとこうどうにかならんかったのかと…
インドなどで売っているRedmi A1というこれも超ローエンド端末が売っているが、これはMIUIではなく素のAndroid(正確にはAndroid12 Go edition)を入れて売っている。
かなり性能が落ちてしまうが、MIUI嫌いな日本人向けにはこっちを投入しても良かったのではないだろうか?(笑)
RAMはLPDDR4Xで、ミドルレンジとしては一般的なものなのだが、ストレージがeMMCというこれまたローエンド。UFSよりかなり遅いものになっている。
指紋認証が押しづらそう カメラ USB
電源ボタン一体型ではなく、今時珍しい背面指紋認証になっているが、筐体中央ではなくカメラユニットの隅のほうに配置したデザインとなっている。
おそらく深度センサーの隣なので実質的な影響はほとんどないだろうが、カメラに触れてしまいそうでなんかすごい位置だな
カメラはデュアルカメラだが、撮影に使えるのは1つだけで50MPのみ。
バッテリーは5000mAhと大容量。しかし充電端子が2023年においてまさかのMicroUSB!
ま、まあ今でもデジカメとかMicroUSB現役かもしれんし・・・
MicroUSBでも両面させるケーブルが存在するので、こういうのを使えば苦じゃないかも
騒がした対応バンドは一応日本向けに修正されているぞ。
まとめ
で、MTKということは悲しいことにROM焼きは厳しいのである。euROMはMTKのサポートを再度打ち切ったし、そもそもDimensityハイエンド機種しかサポートしてなかったので、この機種には作られない。
専用ROMも作られないことも無いが、やはりこんなローエンドに作られることは無い。
ではGSIを焼けばいいと?なるが、GSI環境はMTKSoCではVoLTEが動作しない。
Redmi PadはSIMを刺すことができないのでVoLTEは無関係だが、Redmi12Cは仮にも携帯電話なので致命的である。
結論:Redmi Note 11を買え!