またまたRedmi Note 9Tを買いました。
そんで、気になってたStatiXOSを入れてみました。
必要なもの
- ブートローダーアンロック済みの本体
ソフトバンク版 64GB MIUI12.5.7で検証しました。
初期ROMは各自でバックアップ取ってください。存在しないので…
- カスタムリカバリ
imgとzip両方ダウンロードする
- ROM本体
zipをダウンロードする。Gappsは同梱なので不要
- (オプション)Magisk v24以降
Magisk v23はAndroid12に非対応のため
カスタムリカバリインストール
flash
端末をFastbootモードで起動させ、PCに接続する。(音量下+電源同時長押し)
以下のコマンドを実行し、recoveryにimgを焼く。
fastboot flash recovery recovery.img
以下のコマンドを実行し、リカバリに再起動する。
fastboot reboot recovery
画面にdm-verity corruptionとか小さく出て起動しない場合は、表示中に1回電源ボタンを押すとリカバリが起動します。
vbmeta焼き
一緒にダウンロードしたvbmeta-a11.zipを端末にコピーしてインストールします。
これで維持されるらしい
カスタムROM焼き
ROM本体インストール
①Format dataする前に、端末にROM本体のZipファイルをコピーする。
②wipeからdata,cache,dalvik cacheをwipeする(Format dataではない)
③TWRPからROM本体をインストールする。
Format data
インストール後、リカバリに再起動させ、Format dataを実行する。
Magiskインストール
Magiskインストールする場合、再度リカバリに再起動させ、MagiskのApkをコピーしてインストールする。
md1img焼き
日本版では海外版と通信が異なるらしく、日本版のmd1img.imgというファイルを焼かないと通信が動かないようだ。インストール前に抜き出しておく必要がある。
とあるツールを使ってバックアップ取ったのでbinファイルだが、そのままfastbootから焼けた。
再起動してインストール完了
起動
電気っぽい起動画面 セットアップ画面はAOSPそのものだ
使用感
プリインストールアプリはGoogle系が多い。スクリーンショットアプリとMagiskは標準では入ってない。
AOSPカメラではなく、CameraGoアプリが入っていた。しかし単眼しか使えない。でもNote9Tは超広角も無いしこれで充分ではないだろうか?


設定画面は特にカスタマイズされていない素のAndroid12だ。


ジェスチャや便利機能設定もほとんどなくただのAOSP泥12だが、目立ったカスタム項目はシステムUI調整ツールが特に何もせず設定項目にあるのとDT2W設定が追加されている程度ととても少ない。


デバイス情報を見るに、IMEIは普通に認識している。しかしSIM2は無いのでピン実装もされておらずIMEI情報も書き込まれていないのだろう。
OCNモバイルOneを刺してみたが、3Gしかうごかん・・・
通信、通話はできました。WiFi通信も遅いとかは無く正常に動作している。


通知やクイック設定はAOSPのままで特に追加要素はない。
まとめ
設定を弄っていても特にガクガクするとか電源が落ちるとか再起動するとかもなく、割と安定して動いている印象がある。
通信関係やいろいろバグがあり、携帯電話としての実用性はあまりないが、MTK機としては普通にAOSPのカスタムROMが動いているというロマンを感じた。