Xiaomi11T ProとカスタムROM
中国版が存在せず、Snapdragon888搭載で世界的には若干不人気感のある11TPro。今までカスタムROMは全く無いわけではなかったが、不具合も微妙にあったりとあまり開発はされていない。
最近カスタムROMが1人の手によって多種ビルドされており、入れてみた。
※もう11T Proは手放したので詳しい検証はできない。個人ビルドなのでダウンロードリンクが消えることもあるし、その場合自分はサポートできない。
必要なもの
- ブートローダーアンロック済みの本体
- TWRP
- ROM本体
Download からダウンロードする
- ADB fastboot環境のあるパソコン
TWRP導入
コードネームはViliで、インストール方法はB(fastboot boot recovery.img)です。
インストール方法
EvolutionX以外のROMも同じ方法で可能です
- TWRPを起動する
- Format Dataを実行する
- マウントエラーが出るが、問題ないので気にしない
- ADB sideload でROMをインストールする
- adb sideload rom.zip
- Completeと出ていれば完了 同様マウントエラーが出るが、これも問題ないので気にしない
- リカバリを再起動する
- Format Dataを実行する
- (オプション)ADB sideloadでMagiskをサイドロードする
- 再起動して完了
2回Format Dataを実行しないと起動しません。
使用感
プリインストールアプリはシンプルで、Google系が少しとDolby Atomosくらい。サイフはただの検証で入れてるだけです
随一の多さです。
カメラアプリが少し変わっており、AOSPっぽいが標準で超広角、マクロレンズに対応
している。(1.9はテレマクロ)
ディスプレイ設定は割と細かく設定ができる。最大リフレッシュレート、最小リフレッシュレート、省電力リフレッシュレートと場面に応じて変更ができる。
アプリごとにリフレッシュレートを設定できるようになっており、これもアプリによってリフレ落として省電力にしたり、ヌルヌル動作にできる。
ピュアブラック設定はあるが、テーマとして色味をいろいろ選べる。
パラレルスペースといういわゆるデュアルアプリ機能を搭載しています。
バッテリー情報を細かく見ることができる…サイクル数や現在の容量も確認できてしまう。
音系も割とカスタムが可能で、XiaomiのMiサウンドエンハンサーが移植されている。
顔認証、指紋認証に対応している。11T Pro向けのROMは一時期指紋に対応してないことがあったが解消されて指紋認証が可能になった。
戻るジェスチャーの範囲設定の翻訳が良い感じになっています
独自設定メニューです。
明るさバー表示、クイックタイルの行列数変更も可能
やたら項目が多いです。スマートピクセルや各種デバイス偽装、スクショ禁止突破等いろいろ設定できます。
オサイフはアプリは動くが、Mi11Lite5Gと同じようにNFCのなんかが違うため動きません。
まとめ
割と動いてた。カスタム項目が結構多く、自分の好きな機能が結構そろっている良い感じのROMだと思う。