微妙な点を改善
Viper4Android
昔からあるMagiskモジュールで、機種を問わずスピーカーやイヤホン経由の音質を向上させたりイコライザーで調節できたりする。
ただし最近の端末ではSElinuxがどうとかドライバインストールでこけるとかいろいろ問題があるっぽい。
今回はSElinuxとかは変えずにNothing Phoneで導入することができたので紹介する
必要なもの
- Magisk導入済みの環境 特にNP1限定というわけではありません
- モジュール本体
- post-fs-data.shファイル
Attachmentsを押す
- Root権限が使えるファイルマネージャーアプリ
- CXファイルマネージャを使っています
手順
Magiskモジュール導入
他モジュールと同じようにZipファイルを「ストレージからインストール」でインストールする。インストール後、再起動させるとV4Aアプリがドロワーにある。
ドライバインストール
V4Aアプリを起動すると、ドライバインストールを要求されるので「OK」を押しスーパーユーザー権限を許可したのちインストールする。
自動で再起動する。
Post-fs-data.shの上書き
V4Aアプリを起動させずに、
Rootファイルマネージャーを使い、ダウンロードしたpost-fs-data.shを
/data/adb/modules/ViPER4AndroidFX/
にコピーする。
/sdcard/data/ではなく、/data。
追記する方法もあったが、なぜかうまく動かなかったので上書きにした。
端末を再起動させる。
動作確認
V4Aアプリを起動する。
ドライバインストールを求められず、そのまま立ち上がればインストール完了。
settingは特に弄る必要はない。上のCPUっぽいアイコンから動作状況を確認できる。
「Master limiter」を有効化すれば、Enabled:がYesになるはず
変えられる項目
- Master limiter
マスター音量の調整ができます。これをオンにしないと以下イコライザーなどが動かないかも
- Playback gain control
ゲインの調整?
- FET compresser
コンプレッサーをかけることができます
なぜコンプをかけるのか – コンプレッサーの基礎知識【初心者向けミックス講座】
- FIR equalizer
イコライザーです。各音域の音量を調整できます。下部に各種プリセットが用意されています。好きなように調節できます
動作しません。
- Reverberation
リバーブ(反響効果)を書けることができます。Roomsize、Sound fieldを増やし、Wet signalを増やすとかかります
- Speaker optimization
スピーカーの最適化のようです
実際変わるのか?まとめ
素人なので詳しくは知らんがとりあえず良くなりました。
これでNP1の微妙な点だったスピーカーがそれなりによく感じられるようになりました。
リバーブはかけすぎると通知音やロックしたときの音までもが反響するようになるのでほどほどにしましょう
過去Pixel5a(泥11)では特に何の設定もせず使えていただけにちょっと手間がかかるが一応最近の機種でも使えることが分かった。