100億円かけたこの機種はいかに!?
- 購入場所 価格
- スペック
- 開封
- 本体の外観を見る
- ディスプレイなど
- システムを見る
- 初期インストールアプリ
- 指紋認証 顔認証
- おサイフケータイの動作
- カメラ
- バッテリー持ち
- ベンチマーク
- ゲーム検証
- プライムビデオ
- 普通のMIUIと違ったこと
- おすすめ設定
- コントロールセンターを無効化
- タスク画面を一般的なAndroidと同じにする
- まとめ
- アクセサリー類はRedmi note 10 5G/POCO M3 Pro 5Gのものは使えない!
- おまけ:+メッセージと取扱説明書アンインストール方法(自己責任)
- デュアルアプリ セカンドスペースを有効化(自己責任)
購入場所 価格
メルカリにて購入。
定価は2万8千円ほどだが、Redmi Note 9Tのように値崩れを起こしており未使用品を13500円で購入できた。
多分もっと下がるだろう
アマゾンでも15000円くらいで入手可能
スペック
サイズ:約 横幅76×高さ163×厚み9.0mm(最厚部10.3mm)
重さ:約 200g
SoC: Snapdragon 480 5G
RAM:4GB
ストレージ:64GB 最大1TBまでのmicroSDカードに対応
バッテリー:4800mAh
ディスプレイ:約6.5インチ TFT 2,400×1,080 90Hz 液晶ディスプレイ
カメラ:48MPメイン+2MPマクロ+2MP深度
その他:IP68完全防水防塵,FeliCa,イヤホンジャック,モノラルスピーカー,FMラジオ
バンド:
3G:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
4G:1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 12 / 13 / 17 / 18 / 20 / 26 / 28
5G:n28 / n77 / n78
スペック&サービス | Redmi Note 10 JE(レッドミー ノート テン ジェイイー) XIG02 | スマートフォン(Android スマホ) | au
対応バンドは完全なAu向けである。
Band8は無く、ソフトバンク系で使うには厳しい。
ドコモ系の場合、Band19が無いがBand1、Band3、Band28に対応しているのでそこまで使えないわけではない。また地域によってはBand19をBand26として掴む可能性*1もあり、意外とドコモ系でも使える。
開封
箱
中国版Redmiシリーズのようなデザインだ。
充電器が入っていないので、箱から薄い。
開けると、付属品が入った箱。
その下に本体が鎮座
付属品は
- ケース
- 説明書、注意事項
- SIMピン
- 本体
のシンプルな構成。充電器、USBケーブルは付属しないが、ケースは削ってこないところが嬉しい。
本体の外観を見る
色はクロームシルバーを選びました。ディスプレイは液晶です。
JE=JapanEditionの通り、FeliCaマークがある。つまりおサイフケータイが使えるのだ。
それに加えてIP68の完全防塵防水である。
Xiaomiの完全防水モデルはXiaomi MIX4、Mi11Ultra、Mi11Pro、そしてRedmiNote10JEの4機種しかない。つまりこの機種は最高級品と肩を並べるのだ
写真では写らなかったが、上部につれて淡いパール色のように色が変化しており綺麗です。Huawei P40 Lite 5Gのような感じ
下側面
下側面にはマイク、USB-C、スピーカー USB2.0なので画面出力は非対応
右側面
右側面には電源ボタン兼指紋センサー、音量ボタンがあります。いつものXiaomiの電源下音量上の配置です。
上側面
上側面はマイク、赤外線ポート、イヤホンジャックがあります。ステレオスピーカーではなくただの受話専用スピーカーです。通知ランプはありません。
左側面
左側面はSIMトレーのみです。
SIMトレーはSDカードとNanoSIM1枚が入る仕様です。デュアルSIMはもちろん非対応です。
ディスプレイなど
液晶ディスプレイということもあり下ベゼルが広いです。広すぎ
中央パンチホールですが、上ベゼルも微妙に広いです。というか全体的にベゼルが太めです。防水対策?
発色は普通に綺麗です。視野角は狭く、少し傾けると暗く感じますが正面からしか見ないので問題なし
保護フィルム貼り付け済です。
電源ボタンは最近のXiaomi機でよくあるちょっと出っ張ったタイプで指紋認証がしやすいです。
背面は汚れが付きやすいと感じました。
側面素材はおそらくプラだろうが、角部に継ぎ目があり、realme7でも感じた安っぽさを感じた。
Redmi Note 10シリーズというだけあって全体的な外観はRedmi Note 10 Proに似ている。
付属のケース
付属のケースは一般的なTPUケースで、充電口には蓋の無いタイプでした。
付属のケースを付けるとこのような感じです。キツキツで付けづらいが、しっかりと守られる。
システムを見る
セットアップ
ただのMIUIと全く一緒! auIDログインなども無くそのまんまMIUI
初期インストールアプリ
キャリア専売端末だが、Au系アプリは説明書と+メッセージだけで全く入っていなかった。
ゲーム等はすべてアンインストール可能。
追記:au系のSIMカードを入れてセットアップさせるとau系アプリが大量にインストールされるようです。SIMカードを入れずにセットアップを完了させればほとんど素のMIUIと同じようなプリインストールアプリ構成になります。
指紋認証 顔認証
指紋のロック解除速度は1拍おいて解除される感じです。MI11Lite5Gなどに慣れていると明らかに遅いです。
精度の方は良く、失敗しづらいです。
顔認証は速いです。
おサイフケータイの動作
MIUIの仕様は変更されておらず、NFCタッチ決済を使う場合には”セキュアエレメントの位置”を”HCEウォレット”に変更する必要があります。
Suica等おサイフケータイを使う場合にはセキュアエレメントを埋め込みセキュアエレメントにする必要があります。
カメラ
標準カメラ AIなし
デジタルズーム8倍まで可能
1枚目がAIあり、2枚目はAI無しです。
食べ物は映えさせてくれるが、その他風景はAIが完全に破綻させてしまっていると感じた。昼撮影なのに亀の甲羅が白飛びしている。
マクロ デジタルズーム2倍まで可能
夜景モード
標準カメラのAI認識夜景モード
カメラに値段が出ている。明るいところではそこそこ撮れそうだが、使い道のないレベルの低いマクロのせいでほぼシングルレンズと考えていい。
夜景は手持ちとはいえ悪いです。
動画で選べるのは1080p30fpsか720p30fpsの2つ
手振れ補正は無し!
プロ、写真、ビデオ、ポートレートのほかに撮影できるモードはこれだけ。
バッテリー持ち
PCMarkのバッテリーベンチはエラーが出て動かなかった。
バッテリー93%、明るさ半分、SIM無しWifiのみ、イヤホンを刺し、Youtubeアプリで1080pの映像を3時間流したあと、スリープ3時間放置した時の
残量はおよそ77%ほどだった。
ベンチマーク
Antutu
GPUがうまく測れず低い値に
Geekbench
730Gよりすこし低いという結果に
PCMark for Android
CPDT(ストレージテスト)
比較用:Pixel4aのスコア
メイン機のため、スコアが下がっている場合があります。
ゲーム検証
MIUI12.5.3.0(最初期verで検証)
プロセカ
Redmi Note 10 JE XIG02
— ミ💾田(みた) (@mita_98_) 2021年9月28日
プロセカ ゲームターボ無しでも動作 pic.twitter.com/Rc5VnmlrsR
アプリ側でもアプデがあったようで、ターボ無しでもわりと普通に動作した!
ターボ入れるともっとヌルサクになった。
パズドラ
RedmiNote10JE パズドラ ゲームターボ有り
— ミ💾田(みた) (@mita_98_) 2021年9月28日
微妙にカクつく pic.twitter.com/T0uCduF6LH
ゲームターボを入れても微妙にカクつく。
原神はこのスペックでやるようなゲームではない。
プライムビデオ
10/15追記
アプリのアップデートにより高画質再生が可能になっていました。
(10/15以前は)低画質のみでした
普通のMIUIと違ったこと
XIG02は専用のチューニングがされているようです。違いを探してみよう。
特別な機能 が少ない
デュアルアプリや、セカンドスペースが無いです。
auPay専用のジェスチャー
デフォルトでは電源ボタン二度押しすると、auPayを呼び出すアクションが割り当てられています。プリインストールされてないのに!?
いつものカメラやライト等に割り当てを変えることもできます。
カメラのシャッター音を無音化できない!
今までのMIUIであれば、追加設定の地域から日本、韓国以外に設定すればシャッター音をオンオフ切り替えできたが、、、
アメリカに変更してもシャッター音をオフにすることはできなかった。
画面分割、フローティングウインドウができない
タスク画面でアプリアイコンをタッチしても、長押ししてもメニューが出てこず、画面分割はできませんでした。
フローティングウインドウはアイコンがあるので使えます。
セキュアエレメント関係
追記:アップデートで自動切り替えになったようです。NFC決済でも切り替え不要になりました
画面ロック中は使わないようにさせる設定が追加されていたりします。
位置関係は変わってません。
電源メニューにアップデート
アップデータに飛びます。
アップデータアプリがAOSPのモノに
XIG01(Mi10Lite5G)ではMIUI標準アップデータでxiaomiからダウンロードする方式だったが、XIG02ではgoogleotaを使う方式になっている。
おすすめ設定
他社SIMを使えるようにする
事前情報としてはこの端末にSIMロックはかけられておらず刺せばそのまま使えると思っていた。OCNモバイルOneを刺してみたが、アンテナピクトが立たず、APNも保存できずにモバイルネットワークが使えない状態になった。
他社SIMを使うには以下の設定を行う必要がある。
設定→デバイス情報→すべての仕様→SIMカードのステータス→SIMのステータスを更新
をタップ 再起動すると接続状況が”許可済み”になっており、他社のSIMが使えるようになっている。
Ahamoを刺したところ、特に設定をせずともVoLTE、APN自動設定された。(画像はOCNだが)
VoLTEチェックはこの端末でもオフにできる。*#*#86583#*#*
リフレッシュレート90Hzに
エントリー機としてはなぜか90Hzに対応している。
バッテリーも多く省電力プロセッサなので90Hzにしてもそこまでバッテリー持ちは減らないだろう。
アニメーション無効化
うざいので無効化します。目に見えて早くなります。
開発者オプション内のウインドウアニメスケール、トラジションアニメスケール、Animator再生時間スケールを調整します。
Animatorはローディングのグルグルなどで使われるのでオフにすると見づらくなります。
起動音、スクリーンショット撮影時の音を消す
サウンドとバイブレーション→追加設定
からそれぞれ設定できます。
コントロールセンターを無効化
通知とステータスバー→コントロールセンターのスタイル
から古いバージョンにすることで以前の通知画面に戻せます。
タスク画面を一般的なAndroidと同じにする
ホーム→最近のタスクでアイテムを配置する
からMIUIの縦並びから一般的な横にできます。
まとめ
良いところ
- 安い
- FHD+の解像度かつリフレッシュレート90Hz対応
- わりとサクサク動く
- 国内向けでは唯一の完全な防水防塵
- 無駄なキャリアアプリが全然ない
- 指紋認証がミスしない
悪いところ
- カメラ
- シャッター音を消せない
- ベゼルの太さ
- モノラルスピーカー
- ハンドの狭さ
- すぐタスクキルされる
- 指紋で汚れやすい
アクセサリー類はRedmi note 10 5G/POCO M3 Pro 5Gのものは使えない!
サイズはぴったりだが…
全然合わない!ベースモデルとか言っていたので使えると思い込んでいたが、いざ着けてみたら失敗!!!!
憶測を流して申し訳ございませんでした。
おまけ:+メッセージと取扱説明書アンインストール方法(自己責任)
ADBデバッグを有効化し、以下のコマンドを実行
adb shell pm uninstall --user 0 com.miui.carrierinstructions #取扱説明書
adb shell pm uninstall --user 0 com.kddi.android.cmail #+メッセージ
アップデート時終わらない不具合が出るかもしれません
adb shell pm install-existing --user 0 com.miui.carrierinstructions
adb shell pm install-existing --user 0 com.kddi.android.cmail
デュアルアプリ セカンドスペースを有効化(自己責任)
Root化もやってみました。
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充電器、ケーブルが付属しないので買うことをおすすめします。
PD対応充電器を使えば18Wでの高速充電が可能です。