以下の方法はとても古い情報なので、新しいものをおすすめします。
インストール方法も簡単になっております。
前の記事の続きです。
初期設定編です。
再起動するたび、ペイロード送信、Hekateの操作をいちいちする必要があります。
パーティションの拡張
インストールしたばかりでは8GB程度しかサイズがないので、拡張してやる必要があります。
画面の左のほうにあるSDカードのアイコンをクリックします。
出てきた画面で「Partition2」を選択し、下の歯車アイコンをクリックし、「Resize」を選択します。
出てきた画面に従って、つまみを任意のサイズに引っ張ります。右上のResizeでリサイズされます。最大サイズまでやってもOKだが、自分はスワップ領域のために数GB開けました。
(あとでファイルにスワップ領域を指定することができることを知りました。割愛)
もろもろアップデート
Ubuntuは日々更新されているOSです。インストールした時点では古くなっているソフトがたくさんあります。よってアップデートする必要があるわけです。
完全日本語化
左のメニューから「システム設定」を開き、Language Supportを選びます。不完全とかダイアログが出てくるのでインストールをします。
アップデートが終わった後、再起動します。
アップデート
※普通のUbuntuとほぼ同じです。わかる人はもう存分に弄っちゃってください)
左上のUbuntuマーク(これがスタートボタンのようなもの)からTerminalを検索し、実行します。
起動したら、以下のコマンドを打ちます。
sudo apt-get update
パスワードを求められ、打っても画面に表示されませんが打ってEnterを押しましょう。Linuxの洗礼です。たぶん
スクショはないですがずらーっとスクロールしていきます。
終わったら、さらに以下のコマンドを実行する
sudo apt-get upgrade
updateのコマンドだけではアップデートされていないので、このコマンドで適用させる必要があります。更新があるものをダウンロード、解凍、適用すべて実行するので結構時間がかかります。
あとは以下のコマンドを実行して不必要なパッケージを削除します。
sudo apt autoremove
これでアップデートは適用完了です。
オプション:スワップ領域の作成
※SDカード全部をストレージにした人は関係ないです
RAMが結構カッツカツなのでスワップを設定してやります。Windowsのページファイルのようなものです。
以下のコマンドを実行し、Gpartedをインストールする。
sudo apt-get update
sudo apt-get install gparted
完了したら、左上からGpartedを探して起動する。
未割当領域があるので右クリックして新規作成を選び、
左下の「ファイルシステム」からLinux-swapを選択し、作成する。
作成が終わったら、上のチェックをクリックして適用させる。
これで多少はマシになる(はず)です。
まとめ
これでSwitchでのUbuntuセットアップは終わりです。
ドックに対応し、音声やBluetoothやWifiやらOTG機能やら…ほぼPCと同じ挙動をするようになってきました。あとは普通のUbuntuと同じようにapt-getでインストールしたり、Dolphine等LakkaやHOS上では動かないエミュレータも動くようになっていたり様々な可能性を秘めたマシンになったと思います。
しかし、やはりまだ開発中ということもありたびたびフリーズすることがあるので注意です。あとはArm64という特殊なアーキテクチャなので動かないソフトもまあまああります。
そこのところに目をつむればもはや完全なPCになったのではないだろうか。
qemuでXPでもインストールしてみるか
これは任天堂の保証を切らすかもしれません。責任はとれません。