ねんがんの すまほを てにいれた
Nothing Phone
スペックを見る感じミドルハイスマホだが、背面デザインが非常に特徴的なものとなっている。
Pixel6aを買った直後だが、本機を数日使った時点で非常に満足しており早速メイン機を入れ替えることとなった。
購入
自分は家電量販店のMNP値引きでちょっと安く購入することができた。
箱から普通のスマホとは違うんだよといった雰囲気がちょっとある
Amazon、公式サイトでも販売している
スペック
SoC以外は妥協点が割と少ないハイエンドな仕様となっている感じ。
FeliCa、イヤホンジャック、MicroSD等日本人向け仕様はほとんどカットされているのが残念なところだが、自分の場合は代替手段を持っているので問題なし
自分が購入したのは黒の8GB/256GBモデルです。
開封
箱は薄く広いもの。光沢があり、裏面デザインを全面に押し出している。
裏面にモデル情報や各種認証マークがある。もちろん技適取得済み。
お菓子のパッケージのように引っ張る部分があり、
外装を破ることで開封ができる。箱を無傷で開封することは不可能!
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封印を解くと本体とアクセサリを取り出せる。この時点でワクワク感がすごい。
付属品
付属品はシンプルで SIMピンとUSBケーブルと紙類
SIMピンのデザインさえもこだわりが感じられる。
本体を見る
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裏面がスケルトンで中身が見える(基板が見えるわけではないが)非常に特徴的なデザインをしている!
白が欲しいなと思っていたが、黒でも意外と落ち着いた雰囲気で良い感じです
ディスプレイには最初から保護フィルムが貼られています。意外としっかりしたフィルムで、張り替えなくてもそのまま使えます。
完全光沢で黒色だと指紋が目立ちますが、拭けばすぐ消えます。
アルミフレーム、両面ガラスなので高級感がかなり高いです。安っぽさの欠片もありません。
iPhone12無印と比較した感じ、かなり大型になっています。しかし厚みはほとんど変わりません。
左側面には音量ボタンがあります。側面は完全なフラット形状なので角ばっており持ちやすさには欠ける印象。
右側面には真ん中あたりに電源ボタンがあります。この位置が絶妙に押しやすく使いやすいです。
下側面にはSIMスロット、マイク、USB-C、スピーカーがあります。
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SIMトレーは表裏1枚づつSIMカードが入るデュアルSIM仕様です。
上側面にはマイクしかありません。ステレオスピーカーですが、サブスピーカーは受話スピーカーと兼用です。
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初期言語はイギリス英語でした。
Glyphs Interface 背面LED
背面LEDを光らせてみました。個体差なのか自分の環境では若干黄色っぽかったです。
本体設定の当該項目から各種設定ができます。
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ここからライト自体の明るさ、着信音/通知の発光パターンやFlip to Glyphなどの設定ができる。夜中ピカピカ眩しい場合時間設定で消灯させることもできます。
ひっくり返さないとわかりづらいが、充電メーター
着信音、通知音ともに10種類ずつパターンが用意されており、どれも特徴的。プレビュー時に画面にも発光パターンが出ます。
ただし音は耳に刺さるような音をしているので好みが分かれるかもしれません。
詳しくは他の方の記事や動画、量販店のホットモックで試してほしい
カメラ
※30%サイズに縮小済み
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🐈を撮影する時、一般中華スマホはコントラスト爆上げする傾向があるが、あまり盛らずに見た感じの写真になった。
最大20倍までデジタルズームが可能だが、5倍くらいまでが限度
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暗い環境になると月アイコンが出てくるのでそこを押すと夜景モードになる。Pixelほどの夜景性能は無いが、程よく撮影できている印象。
撮影時、左上のフラッシュを何度か押すとGLYPHフィルライトという背面LEDをすべて点灯させて撮影することができます。
単体LEDフラッシュより淡い、リングライト照明のように使用可能です。
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カメラ設定の「録画ランプ表示」をオンにすると録画時に赤いLEDが点滅するようになります。
シャッター音は日本のSIMを入れると切り替え項目が消滅する仕様になっています。
Magisk導入で消せることを確認済みです
(Nothing OS 1.1.3時点の話)
カメラを使った感じ、撮影後すぐアプリ切り替えなどすると撮影したはずの写真が保存されていない現象がそこそこありました。(ズーム時多発)
保存されるスピードも遅いです。
横向きで撮影後、保存中に縦向きにすると向きが保存されないという事例も聞いたことがあるので早めに修正されて欲しいところ。
スピーカー
本体下部と受話スピーカーを使ったステレオスピーカーに対応しています。
音量は結構出て動画視聴には良い感じですが、音質は微妙です。
Type-Cイヤホンジャック変換はアナログ変換タイプ、DAC内蔵タイプ両方使用可能でした。
ディスプレイ
6.55インチの120Hz対応、2400 x 1080の解像度を持つ有機ELディスプレイを採用しています。
上ベゼルも下ベゼルも、ましてや左右ベゼルも全く同じ太さです。
めちゃめちゃ薄いわけではないですが、全体的な統一感が出るので中途半端に下あごが出るよりも良いです。
左上パンチホールで通知アイコンの邪魔をせず、サイズもかなり小さめで目立ちにくいです。
60HzのPixel6aと比べるとやはり120Hz対応の高リフレッシュレートはヌルヌルで気持ちが良いです。
6.55インチと大型化しているので情報量も単純に増え、快適なブラウジングができるようになりました。
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また、色温度を自分で調整することができます。Pixelではできなかったので。
画面輝度は、ピーク輝度が落とされている(1200→700)ようなので、直射日光下では可もなく不可もなくといった感じでした。
指紋認証 顔認証
画面内指紋認証と顔認証に対応しています。
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指紋は最大5個まで登録可能です。
Pixelには搭載されていない顔認証に対応しており、明確なメリットとなっている。
マスク付けたままの解除にも対応。無効化できるのでセキュリティ的にも高めることができる?
NothingPhone 指紋認証
— ミ💾田(みた) (@mita_98_) 2022年8月29日
爆速!
画面オフでアイコン出るの良い pic.twitter.com/8dAinKYMOY
指紋認証の速度はかなり高速で、Pixel6aとは段違いです。
画面オフ時に端末を動かす/触ると指紋アイコンが現れ、そのまま解除できるのも最高です。(これもPixelはいちいちスリープ解除しないといけない)
電池持ち
Mi11Lite5GやPixel6aと同じように、使えば使うだけ減る印象です。
スタンバイドレインはほとんどありません。(DSDS環境、5時間放置で1%程度)
120Hz、AmazonプライムビデオでHD画質でアニメ2話程度見た感じ5パーセントの減りでした。
PCMarkは標準輝度が高いせいかあまり正しくない結果がでるっぽいので試してないです。
充電はPD33W有線充電と10Wワイヤレス充電に対応しています。
独自充電規格ではなく汎用的なUSB PowerDeliveryなので一般的なPD対応充電器で高速充電が可能です。
ミドルレンジ帯の価格ではワイヤレス充電ほとんど非対応な機種が多いですが、数少ない対応機種です。
逆無線充電も可能です。ただしツルツルなので滑りに注意です。
ベンチマーク
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778G+とミドルハイのSoC搭載だが、Antutuでは58万点と過去の名SoCスナドラ855を凌駕する性能を発揮しました。
メモリなども含めた総合ベンチマークなので、過去のハイエンドと同等またはそれ以上のスコアです。
ストレージベンチではすべての項目が高性能で、Pixel6aでは低かったシーケンシャルライトの項目もかなり高速でした。
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CPU単体ベンチマークのGeekbenchではシングル806点、マルチ2938点でした。
ベンチマーク偽装騒動があったので原神に変えたもの(偽装してたら下がる)で計測したところ、逆にスコアが上がってしまいました。
ベンチマークブーストは実質行っていない模様です
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3DMark Wildlife ストレステストは20回高負荷なベンチマークを連続動作させるテストですが、スコアは全く下がらず抜群の安定感を見せた。
本体温度も4度上昇、バッテリーは7%減と発熱もほとんどしていません。
ただしスコアは2840点と高いものではないのでなんでもゲームができるわけではないです。
2D実用性能のPCmarkです。スコアは10872でした。
Memory copy以外の項目はPixel6a比でかなり高速でした。
ストレージは良いが、RAMは微妙なものなのかな?
ソフト面
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Nothing OSという独自UIを採用しており、デバイス情報は若干Oneplusみを感じるデザインをしている。
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ランチャーはまったくPixelと同じもので、プリインストールアプリはGoogle系以外に何もないクッソシンプルなもの。オリジナルアプリはカメラとレコーダーくらい
設定など、見たところは全く素のPixel系Androidといった感じだが、細かいところにカスタマイズがされている。
デュアルアプリやセカンドスペースなどの大きなカスタマイズ設定はありませんが。
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クイック設定項目はモバイルデータ(インターネットタイル)とBluetooth項目がちょっと大きくなっており、2段階目は2つの大きい項目になる。
標準がモバイルデータを選ぶ設定になっているので、Wifiだと使いやすかったなぁと思った
クイック設定パネルにGlyphsとある通り、ワンタッチで光を無効化することができます。
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ナビゲーション方法はジェスチャーと従来の3ボタンの2つから選べる。
しかし戻るボタンの入れ替えやナビバーの非表示などのカスタマイズは全くできない素のandroidと同じ仕様になっている。
2022/10/08追記:OSアップデート1.1.4にて戻るキーの入れ替えが可能になりました。
アプリ全画面表示
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ゲーム関連設定もちょっとある。「アプリを全画面で表示」はアプリのノッチを無視し完全な全画面にすることができる。
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ゲームアプリの一部はパンチホール部に黒帯ができてしまい、左右の比率がずれることがあるが、この設定を有効化することでフル画面で中央に表示できる。
電源ボタン長押し時のGoogleアシスタントの無効化
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標準設定では電源メニューではなくGoogleアシスタントが出てくるのだが、上記の方法で無効化できる。
有効化された状態の場合、音量上+電源同時押しで電源メニューが出る。
開発者オプション
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設定→デバイス情報→ソフトウェア情報 にビルド番号があるので連打することで有効化できる。
まとめ
良い
- ✅最高の質感 ビルドクオリティの高さ
- ✅均一なベゼル 小さいパンチホール
- ✅電源ボタンの位置が押しやすい
- ✅指紋認証高速かつミスが少ない 顔認証と併用できる
- ✅ほぼ素のAndroidOSだが無駄のないカスタマイズ
- ✅実用性問題なしのSoC、LPDDR5、UFS3.1
- ✅ブートローダーアンロック可能
わるい
値段なりのかなり良いスマートフォンだと感じた。カメラはめちゃくちゃ悪いわけではなく、高リフレッシュレートとバッテリーのバランス、指紋認証の速度(顔認証併用も)との利便性がPixel6aのそれを大きく上回っているのでメイン機交代決定してしまった。
このサイズ感になるとSleekStripがより便利に感じる。
Magisk入れました↓