ROM焼き試験場

旧:ミ田ろぐ このブログには広告が表示されます

カスタムしたXiaomi端末を売却する時の注意点&MIUIのリージョンを確認する

当ブログは広告を利用しています。

日本版Mi11lite5gが出るといううわさを聞いたので、ほぼ使ってないRN10PかPocoF3どっちかを売却しようと考えた結果PocoF3にしました。

f:id:wwwwwplane:20210610143117j:plain
f:id:wwwwwplane:20210610143134j:plain
f:id:wwwwwplane:20210610143242j:plain
f:id:wwwwwplane:20210610143258j:plain


そこで、すでにカスタムした端末を売るときの注意点を過去の経験を交えて紹介したいと思います

 

 

どこで売るか

  • フリマサイト

メリット:値段が自由 発送が楽&安い

デメリット:悪い購入者に当たる可能性がある 手数料そこそこ取られる 全然売れず不良在庫になってしまう場合がある

  • オークション

メリット:思わぬ高額になることがある

デメリット:時間がかかる 逆に安値になってしまうこともある 手数料が高い

  • 買取屋さん

メリット:確実に買い取ってもらえる 現金が直でもらえる

デメリット:フリマサイトの相場よりかなり安くなる 交通費がかかる 状態によって買い取ってもらえない場合もある

説明欄

フリマサイトやオークションサイトで売る場合、自分で説明する必要があります。

 

5年ほどメルカリやって思ったのは、長々と書くより説明しなさすぎるくらいが一番売れます。

 

ただし、不具合がある場合や、過去カスタムした場合は詳細に書く必要があります。なぜかというと、難癖をつけて返品させようとする、こちらが損になってしまう場合もあるので対策としても不具合や傷などに関しては詳細に書いたほうが良いです。

 

開封品を売る場合、到着後開封してカメラレンズあたりを割れさせるなど初期不良だと騙して返品させる手口があります。ありえないと思いましたが、5chにやっていると公言している人がいた

購入された後

必ずどのROMを焼くか言いましょう。

購入者に知識が無ければ、問答無用でMIUIに戻してブートローダーもロックするのが基本安全

 

カスタムROMが売りの場合は個人情報削除に厳重注意する

初期化方法

必ずMiアカウントやGoogleアカウントからサインアウトしておく。

その後

設定→デバイス情報→ファクトリーリセット

個人情報削除

TWRPやOrangeFoxの「Wipe」は、ストレージ内の写真などの個人データには手を付けづそのまま残してしまいます

カスタムリカバリを入れたまま売る場合は、Wipeではなく必ず「Format Data」を実行して個人データを削除しましょう。

 

リカバリを起動(音量上+電源同時長押し)

起動時パスワード求められる場合、画面ロックのパスを入力する。わからない場合は「キャンセル」を押す

消去(wipe)→Dataの初期化(fotmat data)→「yes」と入力し☑

 

複合化しない場合、セットアップ時アクティベーションロックがかかる場合があります。できる限りパスコードは入力しましょう。

※純正リカバリの場合、Wipe Dataですべて初期化されます。

Miflashで焼く

リージョンに注意して、FastbootROMを焼く。ブートローダーアンロック済でも構わないが、買った人がリージョン間違えて文鎮化させるとかわいそうなので、ブートローダーはロックして送ったほうがいい場合もある。

購入者が詳しくない場合、ロックすること。純正ROMでBLU状態ではSafetyNet通過しないので、GooglePayが改造判定で動かなかったり、ポケモンGoが動かなかったり、Netflixがインストールできない等の問題発生の原因となります。

 

本体リージョンの確認

必ず最初に入っていたリージョンを確認しておく。

f:id:wwwwwplane:20210611025847j:plain

日本版の場合はglobal

FeliCa等独自カスタムが含まれる場合はJapan

f:id:wwwwwplane:20210421161116j:plain

Aliexpressで買うグローバルモデルでも、EEA版の場合もあるので注意(実際自分が購入したPocoF3はEEA版だった)

中国版、グローバル版しかないものはわかりやすいが、MiMIXシリーズとかは非常に判別しづらいので注意する

 

PocoF3を例に挙げて説明する

f:id:wwwwwplane:20210611030020p:plain

右のMIUIの項目にバージョンが書かれているが、その後の文字列に注目すると

V12.0.5.0RKHEUXM(EEA)

V12.0.3.0RKHMIXM(Global)

比較すると

V12.0.5.0RKHEUXM

V12.0.3.0RKHMIXM

という感じで、地域ごとに決められた文字列になっていることがわかります

 

RKHなどの3文字が機種で、XMとその間の2文字が国を表しています。

Au版Mi 10 lite 5GはQJI JP KD

ソフトバンク版Redmi Note 9TはQJE JP SBとなっています。後ろ2文字はキャリア名

日本版SIMフリー端末はXX MI XMまたはXX JP XMとなります。

 

本体型番でもおおまかに区別することもできます。

~~~G:グローバル版(Global)

~~~C:中国版(China)

~~~I:インド版(India)

~~~R:日本版(Riben)

リージョンを間違えてリロックすると

20201223214359

画面下部に

This MIUI version can't be installed on this device

と表示され、リカバリーモードでループします。MIUIが起動しなくなります。

といわれてもまだ焦ることはなく、MiUnlockでアンロックすればそのまま解除できます。自分のアカウントで解除する場合に限り。

つまり、アンロックした人がわからないBLU済みの中古端末をリージョン間違えてリロックした場合詰みになります。

このMIMIX2sはその詰み状態になっています。

ちなみにEDLから復旧するサービスはこのような状態になっても復旧させることが可能です。

追記:

「ChinaかGlobal系か」しか判別してないようなので、出荷時EEAのものにGlobalを焼いてリロックしても問題ありません。

つまりFelica対応の日本版にGlobalを焼いてもリロックできてしまうので、そうするとおサイフケータイが使えなくなってしまうので注意しましょう

 

おサイフケータイ初期化

FeliCa領域は登録したユーザーしか消去できず、別のユーザーが使用しようとした時に使えなくなってしまうので、必ず初期化しましょう。

 

OSを初期化してもおサイフケータイ情報は削除されないのでちまちまサービスを消していく必要がある。

 

  • 交通系カードはGoogleアカウントに預ける。
  • iDなどはその発行元に削除方法を確認する。それでも消せない場合、iDアプリをインストールし、実行、「カード情報を消去」を実行する
  • 「かざすフォルダ」はヘルプから消すリンクがある。わかりづらい
f:id:wwwwwplane:20210718032654p:plain
f:id:wwwwwplane:20210718032700p:plain

すべてのサービスを消すとメモリ使用状況が0(未利用)になる。この状態でないと売ってはいけない。