いきなり発表!
スペックの違い
表にまとめてみたが、驚くほどに同じです。
違いはSoCとカメラセンサー、RAM容量のバリエーションが異なるのみです。
対応バンドも全く一緒(B19になぜか対応しているやつ)。なのでPOCO X5 GTとかで出た場合、バンドが削られる可能性が高いです。
5G :n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n41 / n77 / n78
4G:B1 / B3 / B5 / B8 / B19 / B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B423G:WCDMA:B1 / B5 / B6 / B8 / B19;
Dimensity 8200Ultraに変更
Dimensity 8200のAnTuTu BenchmarkとGeekbenchの性能が判明、Dimensity 8000系列と比較 -reameizu
詳しいSoCの比較は上記サイトに丸投げするが、大きく変わったわけではなくCPU・GPUのクロックアップをしているようです。
8100ではパフォーマンスモード使用でぎりぎり80万点(RAM6GB版・Antutuv9 公称83万点)であったが、8200では幾分か改善されていると思います。公称90万点らしい
カメラセンサー変更
メインカメラの解像度は同じだが、センサーが異なるものに変更されています。
11TProは1/1.72インチで、12TProは1/2インチセンサーと小さいものにダウングレードされています。OISの表記も無いので、あまり期待はできません。
明言はされていないが、サムスン製GW2からオムニビジョン製のOV64Bに変更されたと思われる。
容量バリエーション変更
12TProは
- 8+128GB
- 8+256GB
- 12+256GB
- 12+512GB
となっており、最低でも8GBからと2023年でも満足に使えるであろうRAM容量になっている。12+512GBラインナップがあり、最大スペックでもRAM不足になりづらくなっている良い点です。
11TProは
- 6+128GB
- 8+128GB
- 8+256GB
- 8+512GB
- 12+256GB
- (Pro+)8+128GB
- 8+256GB
- 8+512GB
11TProの時点で大容量モデルの512GBがあるが、なぜかRAMが8GB止まりとよくわからないラインナップになっている。RAM12GBだと256GBのみになってしまう。(Pro+には12GBがそもそもない)
Pro+(上位モデル)の廃止
DisplayMate A+認証を取っていたり、120Wの神ジューデンに対応していたPro+が無くなり、標準的なProのみになっています。
カラバリ
12T Proのカラバリはシルバーが削られて3色展開になりました。12Turbo同様、黒はカーボン的なテクスチャが入ってそうです。水色は光沢ありそう。
11T Proは通常版でも4色展開でした。全てマット。
価格
現在8+128GBはJDでは取扱が無いようで、8+256GBで1699元(3.3万円)となっています。
12+256GBでもクーポン使用で同じ価格になるので256GBのほうがお得です。
相当12TProを売りたいのか、11TProの同容量モデルのほうが高くなってしまいました。
8+128GB版は1500元を切ってしまい2万円台になっています。
11TPro+はずっと品切れで買えません。
まとめ
- Dimensity 8200UltraでAntutu7万点くらい上昇
- 最低RAM8GBから
- OV64Bセンサーにスペックダウン
- 618セールで11TProより12Tの方が安い
- ちょっと足して12 turbo(1779元)でよくね?
結論から言うと飛びつくほどでもないと思います。理由としてはもっと良いRedmi機種がある(特に12turbo等)こと、11TProが普段からずっと安く売っていること、SoC以外の性能がHW含めて向上していないところがあげられます。(Xiaomiもそんなに宣伝せずにいきなり発表したしね)
11TProで一番の不満点が「液晶」であることで、やっぱり屋外の視認性がとても悪いです。12TProでも同じディスプレイを使っているようなので、改善が見られないということは同様に悪いでしょう。
またMTK機種であるため、カスタム系に乏しいということもデメリットになります。一瞬euROMがDimensityに対応したことがあったが、寄付が集まらずすぐに公開停止されました。