コスパキング2号!ブログでは日本初レビューらしい
購入場所、価格、配達までの時間
jd.comのrealme公式ショップより購入しました。
現在618セールで12+512GB(!)モデルが256GBと同じ値段で売られてしまっています。
しかも予約ではなく普通に販売しているのですぐ来ます!
注文時revolut介さずVisa直接決済で44958円、Fedexの消費税が2300円で
合わせた値段は47,258円でした。Antutu 96万で512GBストレージがこの値段で買えてしまうのだ!!(期間限定だが)
配達までかかった時間は7日でした。
23日注文、Fedex受託が26日(金)、土日は広州のハブに到着、月曜日に日本到着し日本郵便に委託されました。そして30日に到着しました。
スペック
対応バンド
3G: WCDMA: B1/B5/B6/B8/B19
4G: FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28A/B34/B38/B39/B40/B41
5G: n1/n3/n5/n8/n28a/n40/n41/n77/n78
12 turboとの比較は過去記事に
梱包
普段より二回りほど大きい箱で届いた。
エアパッキンが多く入っており、厳重に見えるが・・・
片面しか守られておらず、底は結構ガバだった。しかし箱潰れは無かった。
Motorola EdgeでもあったChina telecomのSIMカードが付属してました。やっぱり向こうは豪勢。
開封
シンプルな箱です。箱潰れは1つも無かった。
サイズも一般的なサイズです。
開けると付属品の入った箱、本体となっていた
付属品
- 本体
- ケース(不透明TPU)
- 100W superVDOC充電器
- USBケーブル
- SIMピン
- 紙類
となっていた。
充電器はXiaomi系同様USBに独自ピンが実装されているタイプです。
最大100Wの急速充電対応しているが電圧100Vと200V以上で最大出力が異なり、日本の一般的な100Vでは最大80.3Wしか出せません。
ケースは透明なものではなく黒いTPUケース。黄変しないので良さそうです。
スマホ本体は紙っぽいフィルムに入っていた。
本体を見る
これがレザーホワイトだ!
かっこいい!!!
手触りはまさに初代GTのレザーとそっくりです。高級感が高く、しっかりとしたホールド感があり、裸で使いたくなる。
縦のラインはNeoシリーズらしく虹色に反射してこれも中二心をくすぐられます。
カメラモジュールは全体を覆うような形になっているが、右側には特に何かあるわけではない。真っ白な背面と黒いモジュールが良いコントラストになっている。
また、カメラバンプ自体も薄く、置いたときにがたつくことも無い。
ディスプレイ面には最初から保護フィルムが貼ってあります。中央パンチホール
屋外の視認性は悪いかもしれません。
重量
本体単体で195g
付属ケース込みで212gでした。
側面
側面フレームはプラスチック製で、見た目は金属っぽいが触り心地は完全にプラなので少し安っぽさを感じる。
右側面には電源ボタンがある。画面内指紋認証のため、細長い。
左側面には音量キーがある。Oppo系特有の左右でボタンが分かれているやつです
上側面はスピーカー穴、IRブラスター、マイク。サブスピーカーは通話用を兼用しているっぽいです
下側面はスピーカー、USB(2.0)マイク、SIMスロットがある。
SIMスロットは裏表に入るタイプで、MicroSDには非対応
12Turboと比較
完全なライバルのRedmi note 12 turboと比べてみます。
Redmiの方がコンパクトで、画面も角ばっています。Realmeの方が丸みがあります。
ベゼルはやはりRedmiの方が狭いですね
高級感は完全にrealmeの方が上です。
電源オン ソフト面
中国版ですが、oppo、Oneplus同様に最初から日本語含め多言語に対応しています。
Xiaomi同様、中国版はプリインストールアプリが多いです。
大体アンインストールできますが、一部はApp marketからアンインストールするひつようがあるものもあります。
標準ブラウザーの無効化方法:
adb shell service call package 131 s16 com.heytap.browser i32 0 i32 0
上記ADBコマンドを実行すると消えます。
デバイスについてで情報が見れますが、完全にColorOSと同じUI。しかしrealmeUIとなっておりオリジナリティがある。
特にステータスバー関係のカスタムが可能で、秒数表示、ステータスバーアイコンの表示切替、バッテリーのサークルアイコン化など一部のカスタムROM同様の機能を公式ROMで使うことができる。
画面設定ですが、「画面を見ている間は画面オン」という設定がありました。
リフレッシュレートはデフォルトの「自動選択」では最大120Hzで、「高」で解禁される感じでした。最近のMIUIでもあった「アプリごとにリフレッシュレートを選べる」のがRealmeでもあり、ここでYoutubeを選択すると60Hzにならないみたいです。
GMSを有効化する専用項目があります。ここをオンにし、野良サイトからPlayストアのAPKをインストールすると使えるようになります。(App Marketにはありません)
やっぱりカメラ起動が煩わしい
一般的なAndroid機種は「電源キー2回押し」でカメラが起動するようになっているが、Oppo系は頑なに使えなくなっている。今回のRealmeUI4.0でも同様で、画面オフ時から直接起動するには「O」を画面に書いて(認識されるまで待って)起動するようになっている。
Oneplus11ではカメラ設定内にある「音量ボタン2回押し」で起動するようにできたが、今回はなぜか「ストリートモード」という通常ではないモードで起動するようになってます。
普通に起動してくれるだけでいいんですけど・・・
V〇LTE
AhamoとPovoを刺してみましたが、APNを設定するだけで通話通信OKでした。
カメラ
メインにOV64B(1/2"センサー OIS無し)、超広角8MP、顕微鏡2MPレンズを搭載しています。
試作段階でIMX686やIMX766等搭載を試したッぽい痕跡が見えます。
顕微鏡はその名の通り顕微鏡のように被写体にくっつくレベルで近づけて撮影する。
2MPながら有機ELの配列も撮影可能です。(そこまで良くないが)
久しぶりのOIS無しだったが、やはりぶれやすいと感じた。夜景撮影時、結構時間がかかるのもちょっと不満
ベンチマーク
RAM12GB、ROM512GBモデルでの検証です。
※通常ストア版使用、realmeはベンチマークブーストしている可能性が高いです
Antutu v10
V9より高得点が出るV10では114万点を出した。
Geekbench 6 (CPU GPU性能)
CPU性能は4千点オーバーとかなり高得点。
Compute(GPU性能)はエラーが出ることも無く測れた。
それぞれ12 turboより200点程高い点数が出たが、おそらくこれもブースト対象にありそうです。
3DMark(3Dゲーム性能)
単体では1954点と原神最高品質が安定すると言われている2000点に非常に近い点数になった。
20回連続動作させるストレステストでは驚異の安定性能維持を見せた。
PCMark for android(2D実用性能)
高い点数が出ているが、CPUクロックが上限張り付きなのでブーストしてる可能性が非常に高いです。なので、バッテリーテストはやめておきます。
CPDT benchmark(ストレージ性能)
LPDDR5、UFS3.1と一般的な性能だが、Redmi Note 12 turboと比べると若干低いスコアでした。
まとめ
よい
- ✅格安なのにレザー背面
- ✅256GBと同じ値段で512GB(期間限定)
- ✅ColorOSよりカスタマイズできる要素が多い
- ✅VoLTE動作
- ✅プラフレームなので発熱を感じづらい
- ✅ブートローダーアンロック可能
わるい
- ❌ベースは中華版ColorOSなのでやっぱり慣れが必要
- ❌スリープから素早くカメラ起動できない
- ❌背面にほこりが付きやすい
- ❌ベンチマークブーストしてる
- ❌日本だと100W出ない
- ❌初期ROMが非公開
中国版realmeは初、最後に使ったのがロシア版X3 superzoomということもありかなり久しぶりだったrealme端末だったが、前よりも癖が減って以外にも使いやすいかもしれないと感じた。
Oppo系でありながらブートローダーアンロックが許可されているのでカスタマイズも割とできます。中華版のクセも改善できます。
7+gen2搭載端末があまり増えなさそうなので、Xiaomiアンチはこっちを買ってしまうのも良いかもね…
筐体はrealme GT Neo5同様のため、おなじアクセサリが使えます。
realmeが向いている人
- 大容量モデルを手ごろに欲しい
- とにかくスペック重視、大画面でさらに高リフレッシュレート
- サードパーティ製ランチャーを使う人
- 高級感重視(レザー)
- ColorOS(OOS)に慣れている人
- 一週間懲役すら我慢できない人
Redmi(POCO F5)が向いている人
- euROMやカスタムROMを焼きたい、もっと改造したい
- MIUIに慣れている人
- OIS付きで、取り回しが良い、普段使い重視派
- イヤホンジャックが必要
- グローバル版を使いたい