Oneplus11
2023年1月発売のOneplus最新のハイエンドモデル。
Oneplus7,8辺りから今までのOneplusは正直フラグシップキラーではなく、ただ割と高めのハイエンドスマホだったが、この11になって「8gen2搭載で7.5万円程」と、それが復活したような感じになっている。
自分が購入したのは 黒の12GB+256GBモデル。緑は艶があるようなので艶消しな黒にした。
最低構成でこのモデルで、しばらく売り切れが続いていたのだが、今日在庫復活したので買ってしまった。
3999元+送料で4128元。Revolutで支払ったが、週末手数料がなんとかでちょっと高めの79,825円だった。(これに更に消費税が後から来る)
自分の欲しい機能とマッチしすぎ!?
自分がメイン機に求めるものは
- 良いカメラ
- 望遠があるともっと嬉しい
- そこそこのバッテリー持ち
- 超急速充電
- Magisk導入できる
- 出来れば処理性能の高いもの(Antutu65万↑)
- 8GB以上のRAM
- 256GB ROM (UFS3以上)
逆に要らない機能は
という感じ。今現在のメイン機はXiaomi 11T Pro日本版を使っている。(特に急速充電がお気に入り)それと比較しつつ、Oneplus 11のスペックを見ていく。
対応バンド
3G: 1/2/4/5/8
LTE : 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20
/26/28A/34/38/39/40/41/665G NR: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28A/
n38/n40/n41/n66/n77/n78
良いカメラ
カメラは3眼構成で、50MPのOIS付き広角、48MPの超広角兼マクロ、そして32MPの光学2倍望遠カメラだ。
11TProと比較しても、108MPと比べて解像度は劣るものの、OISが付いたこととソニーセンサーなので単純な画質はおそらく改善する。
そして自分が欲しい要素の「光学望遠」を搭載しているのが良い。
超広角も8MPから48MPに増加と、これも単純にスペックアップする。
11TPro世代のカメラは加工も割と盛りすぎがちなので、Oneplusは落ち着いているといった印象があるのでその点にも期待したい。
そこそこのバッテリー持ち・超急速充電
11TProで意外とお気に入りの機能が120Wの超超急速充電。10~20分も置いておけば、完全に充電してくれます。この120W充電は大体Xiaomiしか対応してないが、Oneplus11では100Wまで対応しています。※ただし、付属充電器だと80Wまで
120Wには劣るものの、かなりの高速で充電してくれるだろうと思います。
ハイエンドは軽量化含めてバッテリー容量を削りがちですが、堂々5000mAhと大容量のものを搭載しています。
また充電をコントロールしてバッテリー劣化を抑え、「4年使える」と長持ちを自称しています。
Magisk導入できる
OnePlus 11、ColorOS 13だけどOPPOやrealme端末と違って当たり前のように
— nakajimegame (@nakajimegame) 2023年1月16日
adb reboot bootloaderでfastbootに入れるから普通にBootLoader Unlockできそう。root化させやすいね
最近のOnePlus端末はBLUするとDRM L1がL3に下がるという噂があるけどまだ試す予定はない pic.twitter.com/JfN5UQHA9N
中国版のOneplus端末は最近はHydrogenOSではなくOPPOでおなじみのColorOSをそのまま搭載するようになりました。
ColorOS搭載の普通のOppo端末はブートローダーアンロックする時に特殊なApkを入れる必要があったり、そのAPKが非対応でそもそも解除できなかったりと対応がまちまちだが、Oneplusの場合は特に特殊な手順不要でFastbootに入ることができます。
出来れば処理性能の高いもの(Antutu65万↑)
最新のSnapdragon 8gen2を搭載し、最大16GBのLPDDR5Xのメモリを搭載することができます…もはや並みのパソコン以上の性能だ。
8gen2のAntutuスコアは脅威の130万点オーバー。888の時でも意味不明とか言っていた気がするが、その次元をとっくに超えてしまった
ディスプレイにはあまりこだわりが無いが、FHD以上の解像度の2Kディスプレイに1Hzから120Hzまで可変駆動するLTPO3.0に対応と、材質はコストカットしているが機能面を向上させたディスプレイは普通に良さそう。
8GB以上のRAM・256GB ROM (UFS3以上)
メモリはあればあるだけタスクキルされづらくなります。ROMは現状の128GBで充分足りているので、256に増えればさらに安心だ。
UFSはバージョンが上がり4.0に突入した。なんと3.1と比較して読み取り2倍、書き込み1.6倍も性能が上がったらしい。
自分が買ったのは"最低構成"の12GB 256GBモデル。最低モデルですら12GB!?って感じ。しかし最低構成でもUFS4.0で、Redmi K60Proでは最低構成(8+128GB)だとUFS3.1止まりとなってしまうが、Oneplusでは構成で差が生じることは無い。
弱点・非搭載な機能
おサイフケータイ非搭載
海外機種なので、当然おサイフケータイ(felica)には非対応です。しかし私はiPhoneとの2台持ちユーザーで、決済関連はすべてそれに任せているのでメイン機にFeliCaは不要なのだ。
FeliCaは無くてもNFCは搭載しています。中華版でもGMS動作するので、GooglePay経由でNFCタッチ決済の設定をすれば決済可能。
ワクチン接種証明書も、NFC対応していれば普通に使えます。
防水
コストカットの影響で、Oneplus11では完全防水ではなく、IP54にとどまっています。Xiaomiのミドルレンジ(11TPro含めて)にありがちなIP53よりは1つ上の防水等級なので、11TProよりは水に耐えうるものになっている。
しかしやっぱり防水ではないので過信は禁物。
USB3.0
USB3.0に対応すると、PCやOTG接続時にファイル転送が速くなります。
また、DisplayPortAltモード対応であれば、有線経由でモニター等に簡単に映像等をミラーリングすることができます。
しかし、スマホを画像出力する機会は無い(PCかタブレットがあるので)し、大量のデータ転送も移行時くらいで毎回必要な機能ではない。
急速充電もUSB2.0のまま行うことができるので、わざわざ値上げ要因にもなりうる3.0対応は不要だと思っている。
ワイヤレス充電
ワイヤレス充電に非対応です。ワイヤレス充電のメリットはいちいちコネクタを差し込む必要が無くなること、それに伴って傷がつく可能性が減ること…くらいしか思いつかない。
超急速充電のためにはケーブル接続が必須。ワイヤレス充電は充電速度も対応しているものでないと速度が出ないし、値段も張るし、機構の搭載のためにバッテリー容量が減ったりするのでデメリットの方が多く、無くてもいいと思っている。
懸念点
- 中華版ColorOS
MIUI同様、グローバル向けとは異なるColorOSを搭載している。性格もMIUIに似ており、タスクキル過剰だったり、GMS非搭載だったりする。しかし日本語は最初から対応しているのでMIUIほど使いづらいものではない。
- エッヂディスプレイ
エッジ自体はそこまで嫌いではないが、「フィルム貼り」がとても苦手。しかしどうやら初期で保護フィルムが貼ってあるようなので、それを使い続けようと思う。
- VoLTEが今後塞がれるか
Oneplus含め、中華版OPPO端末はVoLTE関係が非常にシビアで、対応だったものが非対応になったり、逆に復活したり、最初から対応しっぱなしだったりとメーカー、機種どれも統一性が無い。
Oneplusは昔から非対応で、いちいちPCに繋ぎ、ゴニョゴニョして対応させる必要があった。
しかし最近のOneplus機、Realme系は安定して国内VoLTEに対応しており、また塞がれる例も起きていないようなので、使い続けられることを信じるしかない…
Oppo系はRenoシリーズは完全非対応、Find系はVoLTE復活したり、
まとめ
自分が求める要素と比べると全く隙が無い端末だと思った。
Motorola Edge S Proの時スペック上は割と良かったのにカメラが微妙だったという例もあったが、天下のOneplus様なので、その辺は多分納得できるものと期待している。
とりあえず、これで有り金をほぼ失ってしまったので来月は何も増やせないかもしれません。誕生月なのに…