アクティビティランチャーネタです。意外と結構使えます。
必須要件
Android12ベースのMIUI13だと、すべての機能が使えます。Android11ベースだとなぜかフレームレート表示しか使えません。
Root化、ROM焼き、PC等は必要ありません。
ADBでBattery and performanceを無効化している場合使えません。
ショートカット作成アプリは何でもよいですが、今回はショートカット+を使います。
検証環境
日本版Mi11lite5G Xiaomi.eu stable13.0.8.0 Android12
ショートカット作成の権限を有効化
していないとホーム画面にショートカット作成することができません。
該当するアクティビティを開く
com.miui.powerkeeper/com.miui.powerkeeper.ui.powertools.PowerToolsActivity
を開きます。
Android11ベースだとこの項目が無かったり、起動できなかったりします。
隠されたツール
隠されているだけあって表示は中国語ですがなんとなく読めます
Cpu 最小頻率
最小周波数がオーバーレイ表示されます。
以下オーバーレイ表示できる項目は、表示させたまま移動させたり、ホーム画面に戻って他のアプリを動作させることもでき、数値の細かい確認等ができます。
オーバーレイ非表示
一度タップすると上に✖ボタンが出てくるのでそこから消せます。
Cpu 当前対行頻率?
CPUの周波数が表示されます。
ナントカ電流
消費している電流量が表示されます。
Battery life(便利)
設計電池容量、実電池容量が表示されます。
特に、実電池容量はAccuBatteryのような概算ではない、システムによって計測された本物の容量が表示されるので確実な劣化量を見ることができる。
2セルバッテリーのXiaomi11TProでもちゃんと容量表示が可能です。
下には電池容量の多い順にアプリが(PIDとともに)表示される。
Frame rate(便利)
解像度、リフレッシュレート、バッテリー温度、RAM量等、いろいろな情報があるメーターが表示されます。
開発者オプションの「リフレッシュレートの表示」はただ画面の最大リフレッシュレートを表示しているだけなので、このツールを使うことで実際のFPSを確認することができます。
試しにGoogleMapを使ってみると、確かに実FPSが表示されます。フレームレート推移がグラフで表示されるので、挙動の確認がしやすいです。
59FPS以下になると黄色に、40fpsを下回ると赤色になるようです。
Mapは結構重量級アプリだった!?
ブラウザ版だと安定してますね?
Top cmd
特に何も表示されず、何もわからない
手机亮温
各部に搭載されている温度センサーの温度が表示されます。
区間耗電測試
押すだけだと正在…と出て特に見た目にはあまり変化がないが電力を測定しているようです。
一度タップすると、3つボタンが出てきます。
しばらく経って、「停止」を押すと、グラフで消費した電力、計測時間、平均電流等が表示されます。
Android11ベースで使えるFPS表示ツール
Android11のMIUI環境だと、上記で説明した隠されたツール一覧アプリが無く、起動できません。
com.miui.powerkeeper/com.miui.powerkeeper.ui.framerate.PowerTools.PowerToolsConfigActivity
ただし、フレームレート表示ツールは使えます。
起動させるとこのような画面になります。
一番上のFrame rate Monitor Tools をStart させると、説明したようなグラフが表示されます。
真ん中のCurrent Monitor Toolsでは消費電力量のデカいグラフが表示されます。
まとめ
特に、Battery lifeとFrame rateは非Root環境でもバッテリーの消耗の確認やアプリの実フレームレート表示ができるなどかなり高機能なことができます。
特にパソコンやRoot権限等が必要ないので、試して活用してみるといいかもしれません。