まだベータ版ですが、すごい感触は良いです。
DotOS
AOSPをベースにしたカスタムROMで、「シンプル、ユニーク、安定性」を重視しているらしい。カスタムROMにしては珍しく見た目がAOSPからかなりかけ離れたものをしており、OxygenOSのような雰囲気を感じる。
Many have asked for v6.0 Screenshots. Here are all of them.
— dotOS (@dotosofficial) 2022年4月6日
We are sharing only the interesting parts which we have made.
More to be shared when we move to stable releases.. 🤗#DroidOnTime #dotOS #Android #AOSP #Android12.1 #SixDotZero
1/ Quick Settings Panel pic.twitter.com/uSC3QDk7GV
そんなDotOSがなんとMi11Lite5G向けに公式でサポートされることとなり、まだベータ版だが公開されたのでインストールしてみた。
必要なもの
- ブートローダーアンロック済みの本体
- 日本版Mi11Lite5G M2101K9Rを使用
- ADB/Fastboot環境構築済みのPC
- USBケーブル
- MIUI12.5.7のファームウェア
- ROM本体,カスタムリカバリ
Gapps版、Vanilla版(GMSなど入ってない完全な素)があるが、通常使用であればGapps版を推奨する。
リカバリはタブを開いたところのboot、vendor_bootをクリックするとそれぞれダウンロードできる
- (おサイフケータイを使いたい場合)Magiskモジュール
インストール方法
以下使用感はBETA 6.0.0.2 4/10ビルドのものです。改善したりしなかったりする部分があるので、チェンジログをよく見ましょう。
使用感
プリインストールアプリはGoogle系そのもの
UIが素のAndroidから見た目がかなりカスタムされている。
ただし、見た目や位置が違うだけで項目や動作自体はAOSPと変わりはない(互換性が高い)。
AOSPの”テーマとスタイル”に項目が追加されており、ここから見た目の変更を行うことができる。
Theme settingsではピュアブラックが設定可能。また壁紙の色に関わらず色を変更することができる。
ExtrasからUIのステータスバーやクイック設定をカスタムすることができる。
AOSP12系にしてはかなり細かく見た目を変更することができる。カメラ等使用中アイコンのオンオフや通知の見た目、クイック設定の明るさスライダー常時表示等設定できる。
明るさスライダー常時表示はうれしいが、PositionをBottomにしないとガバガバな位置になってしまう
DotOSのもっともよい点がこのクイック設定。”インターネット”タイルなのはしょうがないが、見づらく使いづらい2列のタイルではなくAndroid11と同じような複数列のクイック設定となっている。
SIM切り替え等、カスタムROM独自に追加されたクイック設定タイルも豊富にある。
最近、Android12でも顔認証が使えるようになっていますが、DotOSももちろん対応しています。精度速度問題ありません。
ディスプレイ設定はあまり変更なし。DT2Wは動作
ジェスチャー関連は思ったより普通のAOSP。3ボタンにすると死ぬバグは解消されています。
ジェスチャーナビゲーションのピルを非表示にするとかはできないのが残念
純正PEでは使えなかったPixelサウンドは普通に動作していた。近接センサーの不具合も解消されており通話時でも画面オフになります。これで目立った不具合はバッテリー関連だけになった。(はず)
おサイフケータイは4/7ビルド時点で使用可能でした。
まとめ
- 良い
- 見た目が凝っている&カスタマイズ項目豊富
- 顔認証対応
- 唯一無二のクイック設定
- AOSPModsで拡張可能
- 悪い
- ジェスチャー関連のカスタムは乏しい
- ROMの動作はPEの後追い感が否めない
- バッテリー持ちが悪い
とにかく12で不評のクイック設定タイルが非常に使いやすいものになっており最高。
ピュアブラック設定も単体で可能となり、ジェスチャー関連以外は隙が無い仕様。ただし、AOSPModsが使えるので組み合わせて使えばジェスチャーバー非表示やWifi モバイルデータ分離等も可能になりもっと最強になる。
PEの方ではついに33W充電が修正され、ACCも動作するようになったのでこっちのアップデートも期待している!
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