XiaomiとOppoの夢のコラボレーション!
※完成度が高くなく、アップデートも不透明です。
※中国版ColorOSベースです。一部不便になる機能があります
※これを使用し、データが消えたり、端末が起動しなくなったりしても自分は責任をとれません。自己責任でお願いします。
ColorOS
ColorOSとは、主にOppo端末に搭載されているカスタムUI。MIUIのOppo版と考えてよい。MIUIよりはタスクキルが抑えられていたり、動作自体は軽いとされているが、中国版のColorOSはMIUIと同じようにグローバル版とはちょっと違う。
Redmi9T向けにはOneplus向けのROMをポート(移植)したものが非公式に公開されている。ColorOSのほかにOneplus純正のOxygenOSも移植されていたりする。GSIではない。
必要なもの
- ブートローダーアンロック済の本体
日本版Redmi 9T(lime) 64GB SIMフリー版 ft8719パネル
MIUI global 12.5.7+Orangefox R11.1
- ROM本体
ColorOS12 OP9RT-JUICE.zip - Google ドライブ
- PC
- USBケーブル
インストール
①事前に、Android11のMIUI12.5 Global 最新版にしておく。
②カスタムリカバリを起動させ、ROMファイルをコピーする。
③wipe cache/dalvik cache/dataを実行する。(Format dataではない)
④コピーしたROMzipをインストールする。
⑤最後にFormat dataを実行して再起動する。


ColorOSが起動する。
使用感




最初の画面は中国語だが、言語選択に日本語があり、使える。中国版MIUIと違い世界中の言語にほぼ完全対応している。
プリインストールアプリ



中国版ColorOSだがGMSや中華アプリの削除等、プリインストールアプリが調整されている。なぜかVanced managerが最初から入っている…
落ちるアプリ
AppMarketが落ちます。使えません。SIMツールキットも使えません。
カメラアプリがOppoのやつ
Oppoのカメラアプリがそのまんま動いてます。しかし超広角やマクロは使えない模様。単眼しか動いてないっぽい GCamは起動しませんでした
他プリインストールアプリもOppoのやつ


電話アプリは録音できるものになっています。これはたぶん中国版限定


天気アプリ、フォンマネージャー(セキュリティアプリ)


ファイルマネージャー、音楽アプリ
音楽アプリは完全に中国のままだ。
ギャラリーアプリ 編集機能もだいたい使えます。
これらのアプリを開くときにはプライバシーポリシーの同意を求められます。
設定等
シンプルです。すべての項目が日本語化されています。中華フォントも排除されています。
Povo2.0で通信通話を確認しました。
SIM入れてVoLTEとアンテナピクトが表示されても通信できなかったが、再起動すると使えるようになりました。


Bluetoothは動きました。 PC Connectというワイヤレスでファイルやり取りするヤツとかあります。
端末情報が移植元のOneplus 9RTになってしまいます。内部Androidバージョンは11でした。
あと珍しくDT2Wに対応しています。




クイック設定
良くないところ


指紋認証、顔認証が使えません。非常に煩わしい!
バッテリーセーバー機能が強固で、自動起動アプリを5つしか設定できません。MIUIより厳しい!
あと、元端末が左上パンチホールなせいか時計がずれて表示されます。通知アイコンがインカメラの下に入ってしまうことがあります。
まとめ
指紋、顔認証が使えない点を除けば、Xiaomi端末でもColorOSを楽しむことができます。末自体がローエンドなのでサクサクになるわけではないが、意外と正常に動く。中国版でなくグローバル版ベースだったらもっと良かったが、Oneplus向けのColorOSにグローバル版は存在しないので難しいのだろう。