MIUI13のdevROMが公開されてから早1日、初のMIUI13のEuROMがリリースされたのでインストールしてみた。
WeeklyROM
その名の通り、「週刊」ROM。だいたい1週間ほどで更新され、新しい機能を多く含んでいることがおおい。しかしその分不安定であるといわれている。
日付がそのままバージョン表記になっており、日付-v○○(UIバージョン)-12(Androidバージョン)というファイル名になっている。
Mi11Lite5G向けのものもちゃんとある。他のMi11シリーズ、K30シリーズやCivi、MIX4のものも公開されている。
どれも末尾にfastbootが付いているように、対応リカバリが無いのでFastbootからインストールする方式になっており、簡単だ（更新は面倒だが）
解凍すると以下のようなファイル構成になっている。
Stable版
安定版のMIUI13のeuROMも公開されました。大きな違いはありませんが、こちらがおすすめ
インストール
条件：端末のブートローダーアンロックが済んでいること、ADB fastboot環境が構築済みであること
インストール前に、FeliCaのメモリ使用状況を未利用に戻してください。
①端末の電源を切り、Fastbootモードで起動させる（音量下＋電源同時長押し）
②PCと接続し、windows_fastboot_first_install_with_dara_format.batを実行する。
※内部ストレージのデータはすべて消去されます。必要な場合はバックアップを取ってください。
③しばらく待つ。インストールが完了すると自動で再起動する。
④端末がリカバリーモードで再起動するので、Systemをwipeする。
中国語でわかりづらいですがWipeDataをしてデータを削除してください。
トップ画面上から2項目がWipeData、次の画面では取消の下がYesです
一番上がRebootで 上がReboot systemです
⑤再起動してインストール完了
MIUI13が入りました。
やっぱり違いがない（ちょっとちがう）
フォントが違うだけで印象はまあまあ変わるが、やっぱり動作は12.5時代そのままだ。
euROMなので最初からGoogleがプリインストールされており、不要な中華系アプリやサービスが抹消されていてK40Proに入れたモノより圧倒的に使いやすくなっている。
最初から日本語だ！（すべて日本語対応とは言ってない）
内部Androidは12だが、11時代と操作感やアニメーション等全く変わらん。フォントが違うだけ！？
緊急通報の項目は若干AOSPのAndroid12っぽさを感じる
発表会でも言っていたが、セキュリティに力を入れているだけあってカメラ使用時には表示が出るようになった。🍎かな（適当）
さいふ
サイフモジュールv3を突っ込んでみたが、ふつ～～～に動いた。
初期設定、PASMO書き込みも難なくこなし、残高読み取りで正常に読み取ることができた
セキュアエレメント関係は日本独自仕様なのでWeekly等には還元されず埋め込みのままだった。euROMではいちいち切り替える必要があります。
その他こまけ～ちがい
地味純正MIUIとの違い
- スクリーンショットのフォルダがDCIM下ではなくちゃんとPictures下に生成される。
- ADBデバッグ(セキュリティ)をオンにするためにはMi垢が必要だがこれも排除されている。
- MIUI最適化項目は完全に消滅している。
今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
