タイトルの通り、日本版のMi11Lite5Gを修理に出し、リペアセンターから戻ってきた端末のROM(ファームウェア)が海外版のものになってしまう事例がそこそこ発生しているようだ。
どういうこと?
セキュアエレメント設定が減っており、ROMバージョンがRKIMIXMになってしまっている
価格.com - 『非接触型決済』 Xiaomi Mi 11 Lite 5G SIMフリー のクチコミ掲示板
非接触決済ができないという症状でのスレッドだが、
- 修理から戻ってきた個体
- おサイフケータイが使用不可になる
- 埋め込みセキュアエレメントが消滅する
- ROMバージョンが日本版のRKIJPXMではなくRKIMIXM(グロ版)になっている
- モデル名は日本版(M2101K9R)のまま 技適表示あり
- ブートローダーアンロックされていない状態で動作している
ということがわかる。
5chの報告
【Xiaomi】Mi 11 Lite 5G 国内版 Part37
一件だけかと思いきや、5chでも報告がある。これも同じようにブートローダーロック状態でグローバルROMが動作している。
そして日本版のROMを指定してアップデートしようとしても撥ねられる。グロ版ROMが純正状態であるので、別リージョン扱いである日本版のROMを指定してもインストールできない。
Twitterでも
Mi11 lite 5Gを修理に出して上がってきたらファームウェアのバージョンが
— でんこ (@denkouchouro) 2021年12月19日
RKIJPXM→RKIMIXMに変更されてた。最初にドロア開いた時にこれグロ版でないか?って思って調べ直したら案の定。
価格コムで同様の症状になってる人もいたくらいだからセンターの手違いだと思う。 pic.twitter.com/oNSCUmICaC
カスタマーにその後電話したら対応が頂けなくて、使えるなら使ってくださいとか言われて「ええ?」って思ったり、元のJPに焼き直して下さいって言ったら本国に確認しないとー。と言われて一週間経過したり不便をしている。これ、このまま放置されたりするのか不安で仕方ない。
— でんこ (@denkouchouro) 2021年12月19日
これで3つのプラットフォームで報告が上がった。修理でグロ版が焼かれてくるのはどうやら本物のようだ。
このツイートを見る限り、カスタマーサービスも把握してないっぽい。
推測
おそらく、リペアセンターでの初期化作業で一般な他の機種と同じようにGlobal版と同じROMを焼いてしまったのだろうと推測する。
RedmiNote9s 9T 10Pro等、(バンド以外)日本特別仕様ではない機種の場合、グローバル版と全く同じROMが焼かれています。これは使用であり正常で全く問題なく使えます。
Mi11Lite5Gや11T Proの様なFelica搭載するような機種は日本専用のROMが焼かれます。
使用ROMはrenoir_GlobalJP_xxxxのように区別されています。
どうやってブートローダーロック状態で焼くかというのは、リペアセンターではEDLでROM焼きをしているんだろうと思っている。公式だしね。
マニュアルでミスったのか担当の人の知識が無いのか…
解決策
サポートにしつこく連絡する
メールは対応遅いみたいです。電話もつながりづらいらしいですが、つながれば早いようです。
Xiaomi日本公式TwitterのDMでも一応サポート対応できます。
多分、日本版焼いてブートローダーリロックするとリカバリーモードループになると思います。