ACCってなに
ActiveChargingControllerの略称であり、これを使うことでタイトルのように充電を途中で止めることができる。
100%までフル充電すると、サイクルカウントが進み劣化します。それを途中で止めることで完全に充電するのを抑えて劣化を防ぐようです。
>>そもそもスマートフォンのバッテリーはどれだけ持つのか。バッテリーは経年劣化するものなので、使うほどに寿命は縮まる。Appleのサポートページによると、iPhoneの場合はフル充電サイクルを500回繰り返しても、本来の蓄電容量の最大80%を維持するよう設計されているという。フル充電サイクルでは、バッテリーを100%消費すると1回カウントされる。例えば75%を1日で消費し、充電した翌日に25%消費した時点で、1回のサイクルを完了したことになる。100%消費するペースが2日に1回程度だとしたら、2年9カ月ほど使っても80%を維持できる計算になる。
「ながら充電」や「100%のまま充電」はNG? スマホのバッテリー寿命を延ばす方法(1/2 ページ) - ITmedia Mobile
Mi11Lite5Gのようなバッテリーが少なく持ちも微妙な機種向け
また常に充電器に接続させるような使い方をする場合もおすすめ
機種によってはバッテリーに充電させずUSB電源から駆動するパススルーモードに変更が可能。(Mi11Lite5Gは非対応でした)
Mi11Lite5G、Xiaomi機種に限らずMagisk環境であればどの機種でも使えます。
必要なもの
- Magisk導入済みの端末
日本版Mi11Lite5G MIUI12.5.6 Magisk23.0 で検証。
Redmi9T PixelExtended環境でも動作しました。
- AccAアプリ
PCは要りません
インストール 設定
Magiskアプリを開き、モジュールの画面に行きます。
モジュール画面の検索から、「ACC」と検索し、インストールします。インストール後再起動させます。
F-DroidのページからAccAのAPKファイルをダウンロードしインストールします。
AccA起動時、スーパーユーザー権限を要求されるので、許可します。
使い方
一番上のACCにチェックが入っているか、デーモン実行中となっていれば動作しています。
歯車マークから設定変更が可能です。
容量制御の項目が充電停止/再開のパーセント設定です。
充電電力制御では高速充電をあえて抑えて緩やかに充電させることができます。
バッテリーアイドルモード でバイパス給電できるように設定できるが、Mi11Lite5Gでは設定できませんでした。
他の設定は下手に弄らない方がよさそうです
余談
Mi11Lite5G向け専用カスタムROMのAICP、ArrowOS、Flokoでは表示上はデーモン実行できていますが、設定しても100%まで充電されます。
電源関係のファイルがまだ対応できておらず今のところ動作しません。
対応していれば、OS関係なくカスタムROMでも動作します。Redmi9TのPixelExtended環境では動作しました。