前回、ChromeOSのみ(デベロッパーモードなし)でROM焼き環境を整えようとちょちょいと試したが難しいということがわかりました。
今回はCroutonというChromeOSではない環境で動かしていきます
XiaoMiToolV2が64BitLinux専用なので、ARMプロセッサ、32Bitマシンでは動作しません。(Ideapad duetや古い32BitChromebookなど)
前回↓
ChromeBookでXiaomiのROM焼きをできるようにしようとした - ミ田ろぐ
デベロッパーモードにする
標準モードのChromeOSはセキュアで安全さが売りになっていますが、開発者向けにはオープンなモードにできるようになっています。
デベロッパーモードに切り替える場合、内部のデータはすべて削除されます。ドライブや外部ストレージにバックアップしておきましょう。
- シャットダウンする
- 電源ボタンを押してすぐESC、更新キーを同時押しし続ける。
- リカバリーモードが起動したら、Ctrl、Dキーを同時押しする
- 切り替えるか聞いてくるのでEnterを押す
- しばらく待つ
- 再起動して[!]の画面で止まったらCtrl、Dキーを同時押しする
- 初期セットアップ画面に切り変わればデベロッパーモードになっている。そのままセットアップする
5分ほどかかる
- 再起動するたびに[!]の画面が出るのでその都度Ctrl、Dキーを同時押しする。
- スリープは問題ない
Crouton導入
詳しくはぐぐればいっぱい出てきます。
- Crouton本体をChromeでダウンロード
- Ctrl+Alt+TでCroshウインドウを開く。
- "shell"を実行し、シェルへ移る。
- "sudo install -Dt /usr/local/bin -m 755 ~/Downloads/crouton" を実行
- "sudo crouton -r インストールしたいLinux -t 追加機能" を実行
自分は
sudo crouton -r xenial -t audio,chrome,extension,keyboard,xfce-desktop,xorg
を実行しました。15分かもっとかかります。途中でLinux用のユーザー名とパスワードを聞かれるので入力します。(Googleアカウントじゃないよ)
↓詳しい。何入れたいかは自分で取捨選択していってね!!!
CroutonでLinuxをChromebookにいれる時の話. 一番最初のコマンド sudo...
Xiwi
Xiwiを指定すると、ウインドウ上にLinuxを起動させることができます。
インストール完了
インストール完了すると、実行するコマンドが出ていると思います
xfceなら"sudo startxfce4"など
動作中、Ctrl+Alt+Shift+←(戻るキー)(ESCの右)を同時押しすることでChromeOSと切り替えることができます。
ChromeOSとUbuntuの切り替え pic.twitter.com/31MEbtrF8P
— ミ💾田(みた) (@mita_98_) 2021年5月31日
XiaoMiToolV2のダウンロード、実行
そのままXiaoMiToolV2を実行すれば動作します。
Linux版をダウンロードします。
端末を開きます
ダウンロードしたフォルダに移動し、(cd Download)
chmod +x ダウンロードしたrunファイル.run
を実行し、ファイルに実行権限をもたせます
sudo ./ダウンロードしたファイル.run
を実行すればXiaoMiToolV2が立ち上がります
ChromeOSに戻る
左上のApplication→Log out→Logout
終了処理があるので、終わるまでCroshウインドウは閉じないほうが無難
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