先週買ったRedmi note 9s日本版のブートローダーアンロックがやっと終わったので、最新版の焼き方を解説していきます。Android11です。
おしらせ
勝手ながら売却しちゃったので今後なにかあってもサポートできません!すまない…
今現在はArrowOSがおすすめです。インストール方法は変わりません。
カスタマイズ項目が少ないですが。。。
☆ROM焼き関連のディスコードサーバーを作りました。
2021/4/18追記:リンクを修正 5.6がリリースされています
2021/2/10追記:5.3は不具合があるようで配布停止しています。
2021/1/28追記:5.3リリースされました。インド版ファームを焼く必要があるので注意です。
2021/1/23追記:リンクを調整
必要なもの
- ブートローダーアンロック済のRedmi note 9s本体
- USBケーブル
- PC
- adb、Fastboot環境
- ググる力
手順
まず、必要なファイルをダウンロードしていきます。
- カスタムリカバリ
ROM焼きに必須なものです。ブートローダーアンロックしないとインストールできません。ROMによってはリカバリを指定されたものでないと失敗するようです。今回はOrangeFoxRecoveryをインストールします。なお、Alpha版のため非対応な機能が多いです。*1
ダウンロードしましょう。
また、ダウンロードが終わったら、中にあるRecovery.imgを取り出しておきます。
- ROM本体
ROM本体です。
新しいファイルを選びましょう。
miatollはXiaomiのSnapdragon720を搭載した端末の統合されたコードネームです。その中にRedmi note 9sも含まれており、note 9pro(インド版) 9promax PocoM2Proと共通のROMを使用することができます。
- Gappsは不要です。
- (Root化したい場合)Magisk
最新版をDLします。
- 初期ROM
問題が発生した場合に元に戻せるよう、公式ROMもダウンロードしておきましょう。
日本版はGlobal版と同じROMを使用しています。
Xiaomi ADB/Fastboot Toolを使用してダウンロードしても構いません。
ダウンロードしたら、解凍します。(WinRARで解凍しないとエラーが出るようです。)
フォルダ内のimagesフォルダ内にあるvbmeta.imgをわかりやすい場所にコピーします。
vbmeta/カスタムリカバリ焼きをする
まずは、端末をFastbootモードで起動しPCと接続します。
音量下げ+電源長押し
上のフォルダ内で作業するとします。
Shift+右クリックで"Powershell ウインドウをここで開く"ことができるので、開きます。開いたらそのまま”cmd”コマンドを実行し、コマンドプロンプトにします。
最初にやるコマンド(vbmeta焼き)
まず、以下のコマンドを実行します。これをしないとVoLTEが使えないらしい?
fastboot --disable-verity --disable-verification flash vbmeta vbmeta.img
Finished.と終わればOKです。
カスタムリカバリ焼き
カスタムリカバリを焼きます。
fastboot flash recovery recovery.img
焼き終わったら、そのままMIUIが起動してしまうと、焼いたカスタムリカバリを標準リカバリに書き換えられてしまいますから、
fastboot boot recovery.img
で直接カスタムリカバリから起動します。
カスタムリカバリが起動したら、端末にOrangeFoxのZipをコピーします。
コピーしたZipをインストールします。
ROM焼き本番
動画作った
Firmwareの指定はないです。最新版のバージョンで行い、正常に動作しました。
FactoryReset
内部ストレージは完全に削除されます。重要なファイルはバックアップしましょう。




一番右のMenuから、ManagePartition→Data→FormatData→Yesと入力しEnterで完全に初期化する。


終わったら、Backで戻り、RebootからRecoveryを選んでリカバリに再起動する。
データ転送
(Foxフォルダ以外なにもない)まっさらな状態になったことを確認したら、PCと接続し、ROM本体をストレージにコピーする。MicroSDカードを使用すればFactoryResetしても消えないので便利。
Flash



ROM本体を選び、左にスワイプするとインストールが開始される。
起動
インストールが終わったら再起動する。この時リカバリが立ち上がったら再びFormatDataを行い、再起動する。
インストールがおわり、Pixelっぽいセットアップ画面が表示される。
SIMも認識しているし、VoLTEにも対応しているゾ
Magiskを焼いてRoot化する
初期セットアップ後、リカバリからMagiskのZipファイルをインストールする。セットアップ前に焼くと、ブートループします。
インストール後、設定から”Managerを隠す”を実行する。
APN保存できない場合
APNタイプに"default,supl"を入力することで保存できる。


最終手段→すでに保存してあるAPNを編集して自分が使うSIMのAPN設定にし、保存をする。
まとめ
Firmware指定がないので、手順さえ間違わなければインストール自体は簡単だと思う。焼くファイルは1個だけなのでしんぷる。
Android11はRoot化完全に対応しておらず、まだ時間がかかりそうだ。(Seftynetは通過できないが、Root化はできるゾ。)
なのでANXカメラ(カスタムROMで使用できるXiaomi純正カメラ)がインストールできなかったのがちょっと残念。*3
GSI系ROMでなければほぼ同じやり方で焼くことができる。いろいろなROMを試して自分に合うものを探そう。
他のROM
GSIROMが意外とよくて今はBlissrom使ってます。
やっぱりPixel Experienceがナンバーワンということで
2021/1/10 Twitterの報告によりsafetynet通過を確認…
というか、Magiskを隠すをしないと突破できないんですねー知らなかった…
2021/1/6 最新版(R11.0_1)でAndroid11でのデータ複合に対応したことを確認しますた。Magiskインストールも可能!